【ゲームエンタメ株概況(12/24)】UAEの投資会社などを割当先とした新株と新株予約権の払込完了でKLabが5日ぶり反発　DLEの下げがきつい

12月24日の東京株式市場では、日経平均は4日ぶりに反落し、前日比68.77円安の5万344.10円で取引を終えた。前日の米国市場のハイテク株高を受けて、国内市場も朝方は半導体関連株などに買いが先行したものの、日経平均への寄与度の大きいファーストリテイリング<9983>などが売られたことで次第に値を崩した。

そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業97銘柄のうち、上昇は31銘柄(32%)、下落は59銘柄(61%)、変わらずは7銘柄(7%)で、下落した銘柄の方が多かった。

その中で、KLab<3656>が5日ぶりに反発した。KLabは、UAEの投資会社UCIなどを割当先とした新株式と第23回新株予約権の発行に係る払込が完了したと発表したことが市場の関心を集めたようだ。

また、ワンダープラネット<4199>やcoly<4175>、マイネット<3928>が高く、バーチャルホールアプリ「スロパチスピリット」でパチスロ機「SLOT魔法少女まどか☆マギカ」のスマホアプリを配信開始したと発表したコムシード<3739>はしっかり。

半面、DLE<3686>の下げがきつく、アカツキ<3932>やサンリオ<8136>、アルファポリス<9467>なども安い。

コナミグループ<9766>やコーエーテクモHD<3635>など家庭用大手ゲーム株は総じてさえない動きとなった。