【ゲーム株概況(1/26)】『ドラパレ』好スタートのアクセルマークがS高 3Q増額のドリコムも大幅高 ガーラはS安で1300円台に
東京株式市場では、日経平均株価は反落し、前日比42.23円安の1万7468.52円で取引を終えた。ただ、1日の流れで見ると寄り付きの1万7285.71円が安値で、14時過ぎに高値1万7471.94円を付けるなど1日を通じて下げ幅を縮小する展開となった。ギリシャの総選挙の結果はネガティブに受け止められたものの、目前に迫った3月期決算企業の第3四半期決算発表シーズンの内容への期待感などもあって下げ渋ったようだ。
そうした中で、ゲーム関連株の動きを見てみると、アクセルマーク<3624>が朝方から買いを集め、ストップ高となったほか、アクロディア<3823>もストップ高した。アクセルマークは、先週22日に配信を開始した『大乱闘!!ドラゴンパレード』が順調なスタートを切ったこと(関連記事)が材料視されている。一方、アクロディアは、エイタロウソフトとの協業タイトル『対戦パズル バトルブレイブ』のAndroid版の事前登録を開始したこと(関連記事)が好材料として受け止められているもよう。
また、前週末に第3四半期期間(10~12月)の連結売上高や営業利益の上方修正を発表(関連記事)したドリコム<3793>も大幅高。ほか、カヤック<3904>やenish<3667>も買われた。
半面、下げがきつかったのが、ストップ安と続急落したガーラ<4777>だ。『Flyff All Stars』についてのリリースを前週末、今日と相次いで発表しているが、ここまでの急騰局面の中でそうした材料はすべて織り込み済みと受け止められているようだ。
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また、アエリア<3758>は前週末に買われた分の利益確定売りもあって大幅安。ほか、クルーズ<2138>やブロッコリー<2706>、日本一ソフトウェア<3851>も安い。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793
会社情報
- 会社名
- アクセルマーク株式会社
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 松川 裕史
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3624
会社情報
- 会社名
- THE WHY HOW DO COMPANY株式会社
- 設立
- 2004年7月
- 代表者
- 代表取締役会長 田邊 勝己/代表取締役社長 篠原 洋
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高9億0100万円、営業損失5億1400万円、経常損失4億0500万円、最終損失5億8100万円(2021年8月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3823