セガ、事業構造改革を実施…120名の希望退職者募集やグループ内での配置転換、海外子会社の合理化、アミューズメント事業の整理など
セガサミーホールディングス<6460>は、本日(1月30日)、子会社セガにおいて120名の希望退職者の募集を行うとともに、アミューズメント事業の整理、海外子会社の合理化などの施策を行うと発表した。昨年10月に事業構造改革を実施すると発表したが、今回発表されたのは具体的な施策となる。
セガでは、スマートフォンや PC オンラインゲームを中心としたデジタルゲーム分野を成長分野と位置付け、経営資源の再配分を迅速に進めるとともに、経営効率の改善を図り、持続的に利益の出せる体質とするための以下の施策を行うとのこと。
① 国内における事業効率化の実施
セガにおいては、低迷するアミューズメント事業を中心に事業構造の見直しを行い、製品ラインナップの絞込みや一部サービスからの撤退・整理縮小を実施。
② 希望退職者の募集
現状の収益に見合った適正人員規模にすることを目的に、上記撤退・整理縮小事業において希望退職者を募集する。同時に、持続的に利益を創出する体制を整備するために、開発人員を中心にデジタルゲーム分野やセガサミーグループ内の成長分野への人員再配置を進め、セガサミーグループ全体の事業効率の向上を図る。
<セガにおける希望退職者募集の概要>
募集人数:120名程度
募集期間:2月9日から2週間程度
退職日:2015年3月期中を予定
③ 海外における事業効率化の実施
欧米市場において、パッケージゲーム分野を担当する現地組織を合理化する。米国において、サンフランシスコを拠点とする Sega of America, Inc.を今夏までにロサンゼルス近郊に移転するとともに、サンフランシスコオフィスを閉鎖し、コーポレート機能を中心に固定費の削減を図る。さらに、ソニックビジネス及びマーチャンダイジングビジネスの強化を図り、安定的に収益を創出できる体制を構築する。
なお、業績予想に与える影響については精査中とのこと。グループにおいては、セガ以外にも複数のグループ会社において、希望退職者募集の施策を含む構造改革に取り組んでいるという。グループ全体での希望退職者募集等の総数は、正社員で約300名を予定しており、これに伴い早期割増退職金の計上が見込まれる模様。また有期契約社員も含めて人員数の適正化も進める考え。
セガでは、スマートフォンや PC オンラインゲームを中心としたデジタルゲーム分野を成長分野と位置付け、経営資源の再配分を迅速に進めるとともに、経営効率の改善を図り、持続的に利益の出せる体質とするための以下の施策を行うとのこと。
① 国内における事業効率化の実施
セガにおいては、低迷するアミューズメント事業を中心に事業構造の見直しを行い、製品ラインナップの絞込みや一部サービスからの撤退・整理縮小を実施。
② 希望退職者の募集
現状の収益に見合った適正人員規模にすることを目的に、上記撤退・整理縮小事業において希望退職者を募集する。同時に、持続的に利益を創出する体制を整備するために、開発人員を中心にデジタルゲーム分野やセガサミーグループ内の成長分野への人員再配置を進め、セガサミーグループ全体の事業効率の向上を図る。
<セガにおける希望退職者募集の概要>
募集人数:120名程度
募集期間:2月9日から2週間程度
退職日:2015年3月期中を予定
③ 海外における事業効率化の実施
欧米市場において、パッケージゲーム分野を担当する現地組織を合理化する。米国において、サンフランシスコを拠点とする Sega of America, Inc.を今夏までにロサンゼルス近郊に移転するとともに、サンフランシスコオフィスを閉鎖し、コーポレート機能を中心に固定費の削減を図る。さらに、ソニックビジネス及びマーチャンダイジングビジネスの強化を図り、安定的に収益を創出できる体制を構築する。
なお、業績予想に与える影響については精査中とのこと。グループにおいては、セガ以外にも複数のグループ会社において、希望退職者募集の施策を含む構造改革に取り組んでいるという。グループ全体での希望退職者募集等の総数は、正社員で約300名を予定しており、これに伴い早期割増退職金の計上が見込まれる模様。また有期契約社員も含めて人員数の適正化も進める考え。
会社情報
- 会社名
- セガサミーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6460