【ゲーム株概況(2/17)】カヤックがS高、エクストリームも大幅高と昨年12月IPO組が活況 ブロッコリーは5日ぶりの急反発
2月17日の東京株式市場では、日経平均株価は前日比17.68円安の1万7987.09円と小反落して取引を終えた。前日に7年ぶりの1万8000円台乗せとなったことで目先達成感が強まったところに、ギリシャ問題の懸念が協議の物別れであらためて強まったこともあり、朝方から売り先行の展開となった。ただ、後場に入ってプラスに転じる場面もあるなど、売り一巡後は下げ幅を縮小した。
そうした中で、ゲーム関連株の動きを見てみると、カヤック<3904>がストップ高して3000円台に乗せてきた。同じく昨年12月IPO組のエクストリーム<6033>も大幅高しており、直近IPO物色の流れが巡ってきている側面が強そうだ。
また、前日は売られていたKLab<3656>やイグニス<3689>は反発し、ブロッコリー<2706>も5日ぶりの急反発を演じた。ブロッコリーは森永製菓<2201>が『うた☆プリアイランド』と連携したカード付きウェファーチョコの発売を発表(関連記事)したことも刺激材料となっているようだ。
半面、昨日まで連日の急騰となっていたモブキャスト<3664>は利益確定売りに押され、アエリア<3758>やオルトプラス<3672>も直近の急騰の反動で安い。
ほか、周辺株では月次業績の伸び悩みを嫌気されたファンコミュニケーションズ<2461>が大幅安した。
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■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社カヤック
- 設立
- 2005年1月
- 代表者
- 代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高174億6700万円、営業利益10億2100万円、経常利益10億3800万円、最終利益5億1100万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3904
会社情報
- 会社名
- 株式会社エクストリーム
- 設立
- 2005年5月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 佐藤 昌平
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高102億1700万円、営業利益10億9700万円、経常利益14億4800万円、最終利益10億3400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 6033
会社情報
- 会社名
- 株式会社ブロッコリー
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 鈴木 恵喜
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 売上高65億6300万円、営業利益2億8300万円、経常利益3億1200万円、最終利益1億6800万円(2022年2月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2706