KLab、新株式発行と第23回新株予約権の発行で総額約51億円の資金を調達 希薄化率は最大40.56%に UAEの王族などの出資する投資会社UCIが筆頭株主に浮上へ
KLab<3656>は、12月5日、真田哲弥氏の資産管理会社であるシックスセンツホールディングスのほか、ULTIMATE CLASSIC INVESTMENT(以下、UCI)とSun Asterisk<4053>、JTフィナンシャル有限責任事業組合(以下、JTフィナンシャル)を割当先として第三者割当による新株式発行と、UCIとJTフィナンシャルを割当先とした第23回新株予約権の発行により、総額で約51億円の資金調達を実施することを発表した。
調達資金の使途は、新規大型モバイルオンラインゲームの企画・開発・運営に10億円、新規事業の開発に5億円、ビットコインおよび金(金ETFなどを含む)の購入に36億円を充当する。
新株発行は発行価額がシックスセンツは1株当たり222円、UCIとSun Asterisk、JTフィナンシャルは同207円となっており、シックスセンツに200万株、UCIに975万株、Sun Asteriskに100万株、JTフィナンシャルに100万株をそれぞれ割り当てる。調達資金は約28億7600万円となる予定だ。
一方、新株予約権は発行価額の総額が3364万7500円で、同社はUCIに9万7500個、JTフィナンシャルに1万個を割り当てる。行使価額は207円に固定されており、すべての権利が行使されると約22億2500万円が調達される見込みだ。
なお、これらの資金調達による希薄化率は最大で40.56%となる。
また、すべての資金調達が完了すると、UAEの王族をはじめとする投資家が出資する投資会社であるUCIが持株比率23.15%の筆頭株主に浮上することになる。

会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 真田 哲弥
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高83億600万円、営業損益13億4200万円の赤字、経常損益12億8000万円の赤字、最終損益27億8200万円の赤字(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656