2月18日の東京株式市場では、日経平均株価は大幅反発し、前日比212.08円高の1万8199.17円と再び1万8000円台を回復した。ギリシャがEUなどへ融資を求めたと伝わったことで、ギリシャ問題の懸念が後退したことに加え、為替が一時1ドル=119円台と円安に振れたこともあって、主力株を中心にほぼ全面高商状となった。
そうした中で、ゲーム関連株の動きを見てみると、アエリア<3758>が引け間際に一時2480円まで上昇するなど急動意を見せた。同社は、後場場中に『アナザーファンタジーストーリー~復活の戦士たち~』のAndroid版の正式サービスを開始したことを発表(関連記事)しており、それが好材料と受け止められたようだ。
また、ミクシィ<2121>が大幅続伸して決算発表後の売りが一巡する動きとなってきたほか、前日は急騰後の反動売りが目立ったオルトプラス<3672>やアクロディア<3823>も高い。さらに前日にAndroid版『うた☆プリアイランド』を3月下旬~4月中旬に配信することを決定(関連記事)したと発表したブロッコリー<2706>も朝方に770円まで上昇する場面があるなど、終日プラス圏での推移が続いたが、上げ幅は縮小した。
半面、ケイブ<3760>の下げがきつく、直近IPO銘柄のカヤック<3904>とエクストリーム<6033>もこの日は利益確定売りに頭を抑えられる展開となった。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社アエリア
- 設立
- 2002年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高226億7100万円、営業利益4億7300万円、経常利益7億5200万円、最終利益4億8000万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3758