
12月22日前場の東京株式市場は続伸。日経平均株価は、前営業日比973円55銭高の5万0480円76銭で午前中の取引を終え、5万円台を回復した。前週末の米国市場でハイテク株が買われた流れを引き継ぎ、AIや半導体関連を中心に物色された。為替の円安も支援材料となった。内需関連やディフェンシブ銘柄が売られており、東証プライムでは下落率は5割近くになったという。
【主要指数】
・日経225: 50,480.76(+973.55)
・TOPIX: 3,412.07(+28.41)
・ドル/円: 157.38(-0.40)
・ダウ: 48,134.89(+183.04)
・ナスダック: 23,307.62(+301.26)
・SOX: 7,067.87(+204.24)

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている97銘柄のうち、上昇は23銘柄(24%)、下落は70銘柄(72%)、変わらずは4銘柄(4%)で、売り優勢だった。内需関連・ディフェンシブ関連として売られているほか、半導体の供給不足や価格高騰の影響が懸念されている模様だ。
大手ゲーム関連を見ると、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>がいずれも売られた。


その他ゲーム会社やディベロッパーは、ネクソン<3659>が高く、マーベラス<7844>、日本一ソフト<3851>、イマジニア<4644>、トーセ<4728>、ユークス<4334>、エヌジェイHD<9421>が安い。


モバイルゲーム系の銘柄は、サイバーエージェント<4751>、ケイブ<3760>、モバイルファクトリー<3912>が高く、MIXI<2121>、DeNA<2432>、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>が安い。


アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、タカラトミー<7867>、サンリオ<8136>、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、GENDA<9166>、東映アニメ<4816>、エディア<3935>、フリュー<6238>、ブシロード<7803>が安い。


最後に騰落ランキングを見ると、monoAI technology<5240>やクシム<2345>、メガチップス<6875>、サン電子<6736>が値上がり率上位となり、ワンダープラネット<4199>、KLab<3656>、オーバーラップHD<414A>、IGポート<3791>が値下がり率上位となった。

■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。