IT系求人・転職サイト『IT転職ナビ』を運営するワークポートは、2011年4月のデザイナー職採用動向を発表した。
ワークポートでは、制作会社の求人が前月に比べて落ち着いたが、自社メディアの求人が増加しており、全体的には順調に推移している、としている。新規求人の内訳は、70%が自社メディア系デザイナー、30%が制作会社系デザイナーで、中でもソーシャルアプリのデザイナーが全体の50%を占めるなど好調だったという。WEBデザイン・グラフィックデザインが共に伸びているとのこと。
ソーシャル系求人の勢いは持続しているものの、業界内で激しい競争が行われているSAPは自然淘汰される企業と規模を拡大していく企業が分かれている、と指摘している。規模を拡大しているSAPでは、WEBデザインとグラフィックデザインそれぞれの部署を独立させる動きが見られた。
今後の見通しについて、4月は年齢に応じた経験があれば可とする採用方針が多く見られ、20代前半の若手ポテンシャル層から30代後半~40代のベテラン層まで採用対象が拡大しているという。ワークポートでは、こうした状況を採用が活発化してきている証拠とし、幅広い年齢層に転職のチャンスがあるとの見方を示した。
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