2月25日の東京株式市場では、日経平均株価は6日ぶりに反落。前日比18.28円安の1万8585.20円で取引を終えた。朝方は、米FRB議長の早期利上げに対する慎重な発言などで買い先行のスタートとなったものの、ここまで5日間で合計約600円の上昇を演じてきたこともあり、一巡後は伸び悩み、後場引けにかけてマイナス圏に沈んだ。
そうした中で、ゲーム関連株の動きを見てみると、ガーラ<4777>がストップ高と値を飛ばした。ガーラは前日に『Flyff All Stars』のiOS英語版とAndroid英語版をフランスで提供開始すると発表(関連記事)発表したことが材料視されている。
また、アクロディア<3823>が大幅高したほか、メディア工房<3815>も高い。特に目新しいニュースなどが浮上したわけではないが、全体市場が伸び悩む中で、目先動意づいた経緯のある両社に市場の資金が向かった側面もあるようだ。
ほか、VOYAGE GROUP<3688>が朝方から順調に値を上げる展開となった。同社は、子会社のVOYAGE SYNC GAMESが新作『三国777』の事前登録を開始したこと(関連記事)が好感されたもよう。
半面、シリコンスタジオ<3907>は、公開価格4900円の3倍近い水準まで上昇したことで、さすがに利益確定売りに押されて反落した。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社ガーラ
- 設立
- 1993年9月
- 代表者
- 代表取締役 グループCEO キム・ヒョンス
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高14億9700万円、営業損益2億9600万円の赤字、経常損益2億6200万円の赤字、最終損益2億3000万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4777