【ゲーム株概況(3/4)】シリコンスタジオが一時1万9000円台乗せ KLabは前場のマイナス推移から後場大きくプラスに
3月4日の東京株式市場では、日経平均株価は続落し、前日比111.56円安の1万8703.60円で取引を終えた。欧米市場の軟調を受け、国内市場も前日からの利益確定売りの流れが継続、一時は1万8500円台まで売られる場面もあった。
そうした中で、ゲーム関連株の動きを見てみると、シリコンスタジオ<3907>が新高値となる1万9440円を付けるなど大幅高。2万円台乗せをうかがう展開となってきている。
また、マーベラス<7844>が続伸し、1700円台を回復した。『ディズニー マジックキャッスル ドリーム・アイランド』がApp Store売上ランキングでTOP50入り(関連記事)を果たすなど、徐々に順位を上げてきたことも見直し材料となっているようだ。
ほか、クルーズ<2138>やミクシィ<2121>、KLab<3656>などが買われた。KLabは、英語版『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』のユーザー数が100万人を突破(関連記事)したことなどが好感され、前場のマイナス推移から後場は大きくプラスに転換する動きを見せた。
半面、ガーラ<4777>とアエリア<3758>は利益確定売りに押され、アクロディア<3823>も下げがきつい。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656
会社情報
- 会社名
- 株式会社マーベラス
- 設立
- 1997年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高294億9300万円、営業利益24億1500万円、経常利益30億200万円、最終損益5億1700万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7844
会社情報
- 会社名
- シリコンスタジオ株式会社
- 設立
- 2000年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 梶谷 眞一郎
- 決算期
- 11月
- 直近業績
- 売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3907