ユークス、2015年1月期は前々期比24.7％増収、同17.3％減益に　今期は営業益20.5％増と利益率の回復見込む

 
ゲームソフト分野は、受託ソフトにおいて、アメリカの人気プロレス団体WWEをモデルとしたシリーズの最新作『WWE 2K15』のXbox360・PS3用が2014年10月から、シリーズ初となるXbox one・PS4用も同11月から海外で発売となり、いずれも好調に推移した。自社ソフトについてもロボットファイティング／ボクシングゲーム『REAL STEEL』と格闘ゲーム『PACIFIC RIM』が堅調だった。

また、モバイルコンテンツ分野も配信中の受託タイトルの売り上げが堅調に推移しており、ロイヤリティ収入が大きく発生した。なお、ここには同社のグループ会社であるファインなどが属している。ファインは『SDガンダム ジージェネレーションフロンティア』のゲームサーバーなどの製作実績を持っており、モバイルコンテンツ分野で大きく貢献していることが予想される。

なお、2016年1月期通期の予想は、売上高46億300万円（前期比8.5％増）、営業利益6億5500万円（同20.5％増）、経常利益6億6800万円（同17.6％増）、当期純利益4億2300万円（同31.0％増）の見込み。