Google、Google Playに年齢別レーティング制度を導入…既存タイトルも対応が必須に アプリの事前審査も実施

Googleは、3月18日、開発者向けブログ「Google Japan Developer Relations Blog」で、Google Play のアプリやゲームを年齢別にレーティングを導入することを明らかにした。同時に、アプリの事前審査を数カ月前より実施していたことも明らかにした。

これは、International Age Rating Coalition (IARC) と参加団体による公式レーティングに基づくもので、いくつかのアンケート項目に回答することで、アプリやゲームに対して客観的なコンテンツレーティングを得ることができるという。今年5月から、新規、既存を問わずすべてのアプリは公開前にこのプロセスを完了させる必要があるとのこと。なお、入力を済ませていないアプリは、「レーティングなし」と表示され、特定の地域やユーザーに対してブロックされる可能性があるという。
 

また、Google Playではコミュニティの保護とアプリカタログの改善のために、数ヶ月前よりアプリの事前審査を開始したことも明らかにした。デベロッパープログラムポリシーに違反しているアプリを早期に特定する専門家のチームによって運営され、申請から数時間以内に製品を市場に送り出すことができるようサポートしていくという。App Storeほど詳細なものではなく、明白な著作権侵害や性的な描写、法律違反などを主にチェックしているようだ。この仕組みにさらに透明性を持たせるため、公開ステータスを確認できるページも追加したという。開発者は今後、アプリが却下あるいは停止された理由の詳細を知ることができ、小さなポリシー違反であれば簡単に修正し再度申請することができる。



■関連サイト

Google Play におけるより良いユーザー体験のために

アプリとゲームのコンテンツ レーティング
Google(グーグル)

会社情報

会社名
Google(グーグル)
企業データを見る