SHIFT、生成AIの業務活用基盤を作りRAGの精度を向上するソリューション「生成AIオペレーション品質向上サービス」を提供開始

  • SHIFT<3697>は、RAG(Retrieval-Augmented Generation、検索拡張生成)の精度を高めるためのデータ整備から生成AIの業務活用・組織定着までを幅広く支援するソリューション「生成AIオペレーション品質向上サービス」の提供を開始することを発表した。

    同社がこれまで品質保証・ソフトウェアテスト領域で培った標準化・品質分析ノウハウと、カスタマーサポート(CS)領域で培った業務改善ノウハウを掛け合わせることで、生成AIの業務活用において必須となるデータ・業務プロセスの標準化、ナレッジ整備、出力精度向上を強力にサポートし、企業における生成AIの組織定着と、それによる生産性向上を実現する。導入した生成AIの言語モデルを問わず活用することが可能だ。

    ■生成AIオペレーション品質向上サービスについて
    生成AIオペレーション品質向上サービスは、生成AI導入組織におけるRAGの構築計画から改善までを、SHIFT独自の標準化されたプロセスでサポートするソリューション。これにより、RAGの構築・運用・改善のサイクルを素早く回すことで、組織におけるRAG活用の幅と質を向上する。

    ・適用業務の整理
    徹底的な業務分解により生成AIを適用する業務の洗い出しを行う。業務を人間による判断が必要な作業と、そうでない作業に分解し、生成AIの適用対象と適用方法を特定する。

    ・環境構築
    生成AIに連携するデータの整備を進め、RAGを構築する。品質保証事業におけるドキュメンテーションのノウハウを活かし、構造化したドキュメント・データの作成を行う。

    ・RAG・業務プロセスの改善
    蓄積した出力結果を多角的に評価・分析し、ドキュメント・データの改善や蓄積した出力結果の活用など、RAGのさらなる精度向上に効果的な改善施策を提案する。CS領域における業務プロセス改善ノウハウを活かしながら、暗黙知となっている業務フロー・ナレッジのドキュメント化やデータの拡充を進め、業務プロセス変革を促進する。

株式会社SHIFT
https://www.shiftinc.jp/

会社情報

会社名
株式会社SHIFT
設立
2015年9月
代表者
代表取締役社長 丹下 大
決算期
8月
上場区分
東証プライム
証券コード
3697
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