
ユニバーサルエンターテインメント<6425>は、2月12日、2025年12月期の連結決算を発表し、売上高1228億2700万円(前の期比2.8%減)、営業損失32億2800万円(前の期は30億2400万円の利益計上)、経常損失184億9700万円(同55億9900万円の損失計上)、最終損失2314億2500万円(同155億6900万円の損失計上)だった。
・売上高:1228億2700万円(同2.8%減)
・営業損失:32億2800万円(同30億2400万円の利益計上)
・経常損失:184億9700万円(同55億9900万円の損失計上)
・最終損失:2314億2500万円(同155億6900万円の損失計上)
同社では、遊技機事業が増収増益を達成した一方で、統合型リゾート(IR)事業の不振が響いたため、としている。オカダ・マニラにおける減損損失が発生したことも最終損失に影響した。
■遊技機事業
遊技機事業の売上高は前期比30.4%増の567億800万円、営業利益は同45.8%増の106億6200万円と大幅な増収増益となった。スマートパチスロの普及が新台販売の大半を占めるまでに成長し、パチスロ市場全体を牽引した。パチンコ市場でも、ラッキートリガー(LT)3.0プラス搭載のスマートパチンコの市場投入を契機に普及が加速している。
主力機種として、『スマスロ マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』、『アレックス ブライト』、『スマスロ 沖ドキ!DUO アンコール』などのパチスロ機、およびLT3.0プラス搭載の『eシャーマンキング』などのパチンコ機を販売した。
今後の見通しとして、スマートパチスロ市場は拡大傾向にあり、2026年12月期には『スマスロ ハナビ』や『スマスロ ミリオンゴッド-神々の軌跡-』等の販売を開始する予定である。
■統合型リゾート(IR)事業
統合型リゾート(IR)事業の売上高は同20.2%減の654億900万円、営業損失は71億1400万円(前年同期は営業利益28億7100万円)となった。フィリピンのゲーミング市場全体がVIPマーケットの縮小という構造的な逆風に直面し、悪天候や政情不安による来訪者数の減少などの一時的要因も重なり、「オカダ・マニラ」の実績は前年を下回った。
一方で、ロイヤルティプログラム『REWARD CIRCLE』の新規登録者数が約29.0%増加するなど、主要事業指標では回復力と成長の兆しが見られた。マーケティング施策として、VIPトーナメントシリーズの開催や「Christmas Carnival」への刷新、BTSの楽曲「Dynamite」をフィーチャーした噴水ショーの開始などで顧客エンゲージメントの強化に努めた。
今後は、マスマーケット顧客の獲得に注力し、ロイヤルティマーケティングプログラムを通じた顧客基盤の拡大や、海外からの顧客誘致を図っていく。
■その他事業
その他の売上高は同12.1%増の5億3400万円、営業利益は同76.2%増の6億1500万円となった。メディアコンテンツ事業では、シミュレーターアプリ『アレックス ブライト』がゲームカテゴリの有料ランキングで上位10位以内に入るなど好評を得た。月額制サービス『ユニバ王国』やソーシャルカジノゲーム『スロットストリート』においても、サービス改善とユーザー満足度向上に努めている。
■2026年12月期の見通し
2026年12月期の業績は、売上高1400億円(同13.9%増)、営業利益160億円(前期は32億2800万円の損失計上)、経常利益22億円(同184億9700万円の損失計上)、最終利益20億円(同2314億2500万円の損失計上)、EPS25.80円を見込む。
・売上高:1400億円(同13.9%増)
・営業利益:160億円(同32億2800万円の損失計上)
・経常利益:22億円(同184億9700万円の損失計上)
・最終利益:20億円(同2314億2500万円の損失計上)
・EPS:25.80円