タカラトミーが4月1日付でグループ再編…デジタルコンテンツが本社、催事菓子や特注開発がタカラトミーアーツに移管 人事異動も
タカラトミー<7867>は、3月30日、4月1日付で行う国内グループ会社を含めた組織変更と、それに伴う人事異動を発表した。
今回、発表された組織変更の目的は、新中期経営方針における「ビジネスの構造改革」のさらなる促進と迅速な業務遂行を行うため。具体的な内容は下記の通り。
①COO直轄による「新・グローバルユニット体制」の構築
(1)「国内事業統括本部」と「海外事業統括本部」の企画開発機能を統合し、「事業統括本部」として、グローバルマーケットのニーズに即した企画開発・生産・販売体制を構築する。
(2)「海外事業統括本部」はCOO直轄による「海外戦略室」として、欧米・アジアにおける営業戦略および管理機能を担い、TOMY Internationalグループほか、海外販社等との役割をより明確化する。
②関連会社管理機能のさらなる強化
関連会社管理部を「内部統制・監査部」に統合し、社内連携を一層図り、関連会社管理機能を強化する。
③国内グループ会社の一部事業および機能の移管
(1)タカラトミーマーケティングは、2014年10月より段階的に販売計画機能、営業企画および営業推進機能、ソーシング事業をタカラトミーに、催事菓子、雑貨、特注開発事業をタカラトミーアーツに、ショップ事業をタカラトミーエンタメディアに移管を進めており、2015年4月1日より販売機能に集中する。
(2)タカラトミーエンタメディアは、デジタルコンテンツ事業および広告事業を本社に、デジタルメディア事業をタカラトミーアイビスに移管し、ショップ事業、イベント事業、売場開発および売場メンテナンス事業を行う企業として業容変更を行う。
また、人事異動については下記の表の通り。
会社情報
- 会社名
- 株式会社タカラトミー
- 設立
- 1953年1月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 富山 幹太郎/代表取締役社長COO 小島 一洋
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2083億2600万円、営業利益188億1800万円、経常利益178億700万円、最終利益98億800万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7867
会社情報
- 会社名
- 株式会社タカラトミーアーツ
- 設立
- 1988年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 近藤 歳久
- 決算期
- 3月