スマートデバイス領域に特化した事業展開を行うSmarpriseは、4月1日より、ゲーム実況動画に特化したクリエイターズネットワーク「GCN」（Game Creators Network）のサービス提供を開始した。 GCNのサービス提供開始に伴い、同社は、18～39歳のスマートフォンユーザー19,760名および、スマートフォンゲームの実況動画を見たことがあるスマートフォンユーザー1,000名に対して、「スマートフォンゲーム、ならびにスマートフォンゲームの実況動画に関する実態調査」を行い、結果を公開した。
■スマートフォン所有者の半数以上がスマホでゲームをプレイする
まず、「スマートフォンゲームをプレイする頻度」を聞いたところ、40％が「ほぼ毎日」と回答。「週に3～5日」（7％）、「週に1～2日程度」（7％）、「それ未満」（11％）をあわせると、65％のスマートフォンユーザーがスマートフォンゲームを遊んでいる。
■スマホゲームユーザー全体の3人に1人がゲーム実況を楽しんでいる
続いて、スマートフォンゲームをすることがあるユーザーに対し「スマートフォンゲームの実況動画を見たことはありますか？」と聞いたところ、34％と3人に1人が「ある」と回答。
さらに、課金をすることがあるユーザーは、60％が「ある」と回答し、課金をしないユーザーと比べて、ゲーム実況動画に対しての関心が高いことがうかがえるとした。近年、YouTubeやニコニコ動画において、家庭用ゲームをはじめとするゲーム実況動画の人気が拡大しているが、スマートフォンゲームにおいてもその人気が見て取れる結果となったとしている。
■ゲームの実況動画を見る頻度、44％が「週に1日以上」
続いて、スマートフォンゲームの実況動画を見たことがあるスマートフォンユーザー1,000名に「スマートフォンゲームの実況動画」を見る頻度を聞いたところ、44％が「週に1日以上」と回答。
中でも月に5,000円以上の金額を課金しているヘビーユーザーは、25％が「ほぼ毎日」と答え、スマートフォンゲームへの好意度に比例し、実況動画を頻繁に視聴していることもわかったという。
■ゲームの実況動画を見ると7割が「そのゲームに対する愛着心が上がる」
「スマートフォンゲームの実況動画を見たことで、そのゲームに対する愛着心は変化しますか？」という質問には、「愛着心が上がる」と答えたのは全体の67％となった。
月に5,000円以上の金額を課金しているヘビーユーザーについては、80％が「愛着心が上がる」と答えている。その理由については、「動画で見た方法をすぐに試したくなるから」(39歳・男性)、「自分にも出来るかなという期待感」（35歳・男性）、「みんなに愛されているゲームであることを再認識するから」(37歳・男性)といった回答が多く挙がっているという。ゲーム実況動画の視聴は、 ユーザーのさらなるゲームプレイを後押しし、結果としてそのゲームに対する愛着心を向上させるケースが多いと言えそうだとレポートは結ばれている。
［調査概要］
＜調査対象＞
事前調査：18～39歳のスマートフォンユーザー男女 19,760名
本調査：18～39 歳の「スマートフォンゲームの実況動画」を見たことがあるスマートフォンユーザー男女 1,000名
-月に5,000円以上の金額を課金している 166名
-月に5,000円未満の金額を課金している 334名
-課金はしない 500名
＜調査期間＞2015年3月25日（水）～2015年3月27日（金）
＜調査方法＞インターネット調査
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