オプト<2389>は、本日(5月27日)、Xrost事業とADPLAN DS事業を会社分割し、新会社Platform IDへ承継するとともに、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)に新会社の株式の49%を譲渡し、新会社の共同運営を行う旨の合弁契約書を締結した、と発表した。
オプトでは、2010年12月、CCCと、マーケティングの相互提供や競争力のある新サービスの開発、既存サービスのさらなる向上を目的とした資本・業務提携を行い、その際、業務提携の推進を目的とした合弁会社の設立について合意していた。
新会社は、インターネットにおけるユーザーのマーケティングデータ連携や広告配信、インターネット広告配信ツールの提供などを行う。今後、両社の事業シナジー最大化による競争力のある広告商品の開発や広告商品を配信するためのシステム開発に取り組むという。
分割予定日と株式譲渡日は7月6日の予定。新会社の代表取締役社長には、野内 敦氏が就任する。
なお、今回の子会社株式の譲渡で、オプトは2011年12月期において特別利益を計上する見通し。金額は精査中だが、確定後、開示の必要がある場合には速やかに開示する、としている。