昨年10月27日のリリースから、まもなく半年を迎えようとしているLINEの『LINE POP2』が、ここにきてApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)で11位、Google Playの売上ランキング(ゲームカテゴリー)で8位(App Storeは4月11日、Google Playは4月14日)と自己最高順位を更新してきている。
もともと、世界累計ダウンロード数が4700万件という大ヒットパズルゲーム『LINE POP』の続編タイトルとして、期待の高かった本作だが、ここにきていよいよその真価を発揮してきたと言えそうだ。
出所:AppAnnie
また、本作は今年3月に初のTVCMとなる「帰ってきたブラウン」篇を放映するなど、積極的なプロモーション展開を推進。ここにきてのランキングの上昇は、こうしたプロモーション展開によるユーザー数の増加が1つの背景になっているものと思われる。
▼「帰ってきたブラウン」篇(30秒)
そんな『LINE POP2』について、あらためてそのゲーム内容などをおさらいしてみたい。
■6角形ブロックや様々なギミックで、より高まったパズル性
前作『LINE POP』は、同じ絵柄の4角形のブロックを3つ以上並べて消していく、落ち物系の流れを汲む連鎖パズルゲームで、1ゲームにつき1分間でスコアを競い合うというのが基本的なスタイルとなっていた。一方、『LINE POP2』は、ブロックが6角形となり、ブロックを動かす方向が上下と斜め4方向の合計6方向に増加、様々なギミックや特殊ブロックのバリエーションを導入するなど、『LINE POP』の世界観はそのまま踏襲しつつ、よりパズル性を高めた内容となっている。
また、前作では、タイムアタックにより、LINE上の友だちと競い合っていたが、本作ではステージごとのスコアで金・銀・銅のメダルが獲得できるなど、クリア時のスコアなどで、LINE上の友だちと競い合う形となっている。
■X字やY字に揃えると異なる効果の特殊ブロックが生成!
では、具体的にゲームに入ってみると、まずは「ブラウン」が登場し、ゲームの内容をレクチャーしてくれる。
さらに進めていくと、『LINE POP』との違いでもある、4つ以上のブロックを揃えると生成できる特殊ブロックの豊富なバリエーションが紹介される。これらはブロックが6角形となったことで、X字やY字といった形に揃えることで、違った効果を発揮する特殊ブロックとなる。これらをうまく生成し、連鎖させて一気にブロックを消していくことが、ゲーム攻略のための鍵になってくる。
■考え抜いた操作で決まった連鎖の爽快感・充実感が魅力
また、ゲームを進めていくと、様々なギミックが登場してくる。ここでは比較的、序盤に出てくるものを紹介するが、例えば「鍵」の登場するステージでは、鍵をいかに下まで落としていくかを考えていくことが求められる。また、格子に固定されたブロックは一度3つ以上揃えないと動かすことができず、まずその固定を解除するようにブロックを操作していく必要がある。
さらに、ステージごとにブロックを移動できる回数が決められており、その回数以内にいかに条件をクリアするか、ということを考えなければならない。このように、パズル性がかなり強化されたため、一個一個の操作をじっくり考えて、進めていくことになるが、その一手がバシッと決まり、大きな連鎖でステージの攻略に成功した時の爽快感・充実感は大きな魅力だ。
■かわいい見た目ながら、骨太なやり応えは挑戦の価値あり
ちなみに筆者は、通勤の電車の中でじっくりと考えながらステージ攻略を進めているが、先に進むほどステージの難易度も上がり、かわいい見た目からは一見想像できない、骨太なやり応えを感じている。パズルゲーム好きならば、一度は挑戦してみてもらいたい。
(編集部:柴田正之)
■『LINE POP2』
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会社情報
- 会社名
- LINE株式会社
- 設立
- 2019年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 出澤 剛/代表取締役 慎 ジュンホ