モバイルファクトリー、T-MEDIAホールディングスと共同でO2O型位置情報ゲームを展開 Tポイントと連動した『にゃんこプレジデンッ!』を提供開始
モバイルファクトリー<3912>は、4月30日、カルチュア・コンビニエンス・クラブグループのネット事業を統括する中間事業持株会社T-MEDIAホールディングスと提携し、共同でO2O型位置情報ゲームを展開することを発表した。
■提携内容
両社は、スマートフォンの位置情報を使ったO2O型位置情報ゲームを共同で企画・開発し、配信を行っていく。今までの位置情報連動型ゲームとは異なり、TSUTAYAなどのTポイント提携先で位置登録が可能となる。会計時にTカードを利用することで、ゲームを優位に進めることのできるアイテムが獲得でき、ゲームをより楽しめる。また、「TSUTAYAオンラインゲーム」限定クーポンの発行などにより、ゲーム内だけでなくTポイント提携先への来店促進とTカードの利用促進を図っていく予定としている。
※O2O:「オンライン to オフライン」の略称。インターネット上で利用するサービス(オンライン)を使って、ユーザーに実店舗(オフライン)へと足を運んでもらえるように行う取り組み。
■提携および共同運営の経緯
モバイルファクトリーは、2011年3月より、約4年にわたり位置情報連動型ゲームを運営してきた。これまではゲーム内イベントとして、特定の場所での位置登録を
目的とした企画を実施してきた。今後は、実店舗と連動性の高い位置情報連動型ゲームを展開することで、よりユーザーの誘導を図ることが可能と考え、T-MEDIAがO2Oゲームプラットフォームを展開するにあたり、全国のTポイント提携先への来店促進とTカードの利用促進につながることを期待し、今回の提携にいたった。Tポイント提携先は全国122社35万727店舗(2015年3月末時点)となり、今後ゲームとの連動を順次進めていくとしている。
■今後の予定
モバイルファクトリーと T-MEDIA 共同運営タイトル第一弾として、リアル店舗とネットサービスを連携したO2O型位置情報ゲーム『にゃんこプレジデンッ!』を本日(4月30日)より「TSUTAYAオンラインゲーム」にて配信開始した。本作は5304万人(2015年3月末時点)のT会員向けに、TSUTAYA等のTポイント提携先を位置登録ポイントとし、店頭でのTカード利用とも連動した位置情報型拡張現実ゲームとなっている。本サービス提携により、モバイルファクトリーとT-MEDIAは、協力関係を構築することで、今後もスマートフォンゲーム分野における両者の更なる競争力強化を図っていく方針だ。
<ゲーム概要>
・タイトル:『にゃんこプレジデンッ!』
・ジャンル:位置情報連動型ゲーム
・内容:可愛いキャラクターのにゃんこ達が日本の“大統領”を目指すリアル店舗連動のO2O型位置情報ゲーム。TカードやGPSを駆使して実際のTカード提携先の近くで店舗にチェックインし、プレイヤーのご主人であるにゃんこ達の支持率獲得に奔走する。実際のTカード提携先で繰り広げられる激しい支持率獲得争いの中で、誰もが他人には渡したくないお気に入りの店舗を見つけられるかも。
会社情報
- 会社名
- 株式会社モバイルファクトリー
- 設立
- 2001年10月
- 代表者
- 代表取締役 宮嶌 裕二
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3912