GitHubは、6月4日、同社初の海外支社として日本支社として、ギットハブ・ジャパン合同会社を設立した。
同社は、東京を本拠地とし、今後はクックパッドの国際事業部のバイスプレシデントなどを務め、現在、ジェネラル・マネージャーの堀江大輔氏が運営を行う。今後、急増する日本のエンジニアや企業・団体ユーザーとのコミュニケーションを強化し、より良いサービス環境を提供する、としている。今後セールスのローカルスタッフ採用も行い、サポート体制の強化も図っていく考え。
GitHubは、2008年に設立された、970万人以上のユーザーがいるソフトウェア・コードのホスティングプラットフォームとソフトウェア共同開発共有ウェブサービス。グラフィカルなUIでプログラマーやデザイナーなどがコラボレーションとコード・シェアリングを通じて、様々なユーザーが一緒に働きやすい環境を実現。ソフトェアのコード以外でも画像などのデザインファイル、3Dファイルのバージョン管理のほか、Slackなど様々なコラボレーションツールと連携して活用できる。
なお、日本法人設立にあわせて、これまで言語や決済などの観点から導入が難しかった国内企業に対しても、さらに迅速できめ細かいサービスやサポートを提供するため、マクニカネットワークスと国内総代理店契約を結び、日本語による「GitHubEnterprise」の法人向け導入サポートも開始した。この提携により、円建て決済や日本語のテクニカルサポートも可能になるという。