【ゲーム株概況(6/16)】『アイ★チュウ』の事前登録8万人突破でアエリアが後場一段高 『FFⅦ』リメイクなど発表でスクエニHDも高い
6月16日の東京株式市場では、日経平均株価は続落し、前日比129.85円安の2万257.94円となった。もともと米FOMCや日銀金融政策決定会合を前に手控えムードが強いところにギリシャ支援への懸念による欧米市場の下落が市場心理をさらに冷やした。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、アエリア<378>が後場に入って一段高した。子会社リベル・エンタテインメントの『アイ★チュウ』の事前登録者数が累計8万人を突破したと発表したことが材料視されている。なお、Android版は6月26日の配信開始予定で、リリースの接近に向けてここから株価が大きく動意づいていくことも予想されるところだ。
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また、イグニス<3689>が続伸したほか、大手ゲーム株ではスクウェア・エニックスHD<9684>の上昇が目立った。スクエニHDは、米国で開催中のE3において、『ファイナルファンタジーⅦ』のPS4でのフルリメイクや、新作『ワールド オブ ファイナルファンタジー』(PS4、PS Vita)を発表したことが好感されている。
半面、ガーラ<4777>は再び大幅安となったほか、ボルテージ<3639>も軟調。前日急落したgumi<3903>とエイチーム<3662>もさえない。オルトプラス<3672>は、当初15日としていた『アストロ娘』の配信開始を、審査が完了していないため延期したことが嫌気されたもよう。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社アエリア
- 設立
- 2002年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高226億7100万円、営業利益4億7300万円、経常利益7億5200万円、最終利益4億8000万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3758
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)