【ゲーム株概況(6/19)】新作期待のボルテージ、アエリア、クルーズが高い 『Flyff All Stars』の日本語版50万DL突破でガーラが後場急騰
6月19日の東京株式市場では、日経平均株価は5日ぶりの反発となり、前日比183.42円高の2万174.24円と前日割り込んだ2万円台を回復した。日銀の金融政策決定会合が政策維持と予想通りの結果で通過となったことに加え、米市場の上昇や為替の落ち着きもあって、朝方から買い戻しの動きが優勢となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、KLab<3656>が大幅続伸となったほか、ボルテージ<3639>やアエリア<3758>、クルーズ<2138>などが高い。ボルテージは『LINE 悪魔と恋する10日間 Heaven’s Kiss』や『花より男子~F4とファーストキス~』、アエリアは『アイ★チュウ』、クルーズは『FFグランドマスターズ』など新作タイトルへの期待感が潜在しており、全体相場の復調とともに物色の矛先が向かっているようだ。
また、ガーラ<4777>が後場に入って急騰した。ガーラは、『Flyff All Stars』の日本語版が50万DLを突破したと発表したことが材料視されている。
【関連記事】
ガーラジャパン、『Flyff All Stars』の日本語版が50万DLを突破! 「50万DL達成御礼プレゼント!!」を配布へ
ほか、米中堅証券のジェフリーズによる投資判断「買い」への格上げを受けてネクソン<3659>も買われた。
半面、gumi<3903>やケイブ<3760>が続落し、シリコンスタジオ<3907>は『ワールド オブ ファイナルファンタジー』へのゲームエンジン「OROCHI 3」の採用を受けて動意づいた後の利益確定売りが続いた。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社ボルテージ
- 設立
- 1999年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 津谷 祐司
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高34億5600万円、営業損益9400万円の赤字、経常利益1500万円、最終利益500万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3639
会社情報
- 会社名
- 株式会社ガーラ
- 設立
- 1993年9月
- 代表者
- 代表取締役 グループCEO キム・ヒョンス
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高14億9700万円、営業損益2億9600万円の赤字、経常損益2億6200万円の赤字、最終損益2億3000万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4777