enish<3667>に朝方から売りが殺到し、ストップ安売り気配に張り付く展開となった。
同社は、前週末26日に2015年12月期第2四半期(1~6月)と通期の業績予想の下方修正を発表。特に通期の予想について、売上高が従来予想の85億円から58億円と大幅な減収となり、営業損益は同3億円の黒字から10億5000万円の赤字、経常損益は同3億円の黒字から10億5000万円の赤字、当期純損益は同1億8000万円の黒字から同16億円の赤字と、純来の黒字予想から一転、大幅な赤字に転落する見通しとなったことがネガティブサプライズとなっている。
ネイティブアプリ『千年の巨神』が計画比で売上高が8割下回るという苦戦となったことなどが大きく、ネイティブシフトに失敗したと市場に受け止められて失望売りが殺到しているようだ。
なお、10時30分現在で、買いが8万株、売りが109万株という気配値となっており、当面場中に寄り付くのは難しいことも予想されるところだ。
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enish、15年12月期予想を大幅下方修正…営業損益は3億円の黒字から一転10.5億円の赤字に転落 『千年の巨神』の売上は予想を8割下回る
会社情報
- 会社名
- 株式会社enish
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 安徳 孝平
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高35億800万円、営業損益12億600万円の赤字、経常損益12億6500万円の赤字、最終損益13億7400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3667