ユードーは、本日(5月31日)、iPhoneアプリとAndroidアプリに対応したゲーム内広告「YUDO-AD」を開発し、今後のサービス提供スケジュールを発表した。
今回発表した「YUDO-AD」は、ゲームの進行や達成具合で、広告主が定めている報酬型クーポンを表示する広告配信システム。ユーザー属性や趣向に応じた広告掲出ができるうえ、GPSを用いた位置情報とも連動し、ユーザーの所在地周辺のクーポンを表示することができる、としている。
ユードーでは、ゲーム内に報酬型クーポンやバナーを掲出することで、ユーザーが高いモチベーションでそれらをクリックすることが期待されるだけでなく、クーポンを通じて、ユーザーをリアルの店舗などに誘導するといったこともできるという。
例えば、ユーザー間でのバトルに勝利したら、1位のユーザーにクーポンをプレゼントしたり、一定以上のスコアを獲得したユーザーにはユーザーの所在地周辺にある店舗のクーポンを表示する、といったことが可能になるとのこと。
ユードーでは、「YUDO-AD」を導入するアプリベンダーが、“クーポン”を組み込むことで、ゲームの魅力を高められるだけでなく、さらに位置情報ゲームであれば、通常のバナー広告以上のクリック報酬を得ることも可能になる、としている。
まず、ユードーの自社アプリ「誰でも弾けるPianoMan」で実験を今後数ヶ月かけて行い、今夏を目標に出稿企業の募集・選定するとともに、希望するスマートフォンアプリの国内ベンダーにiPhone/Android向け「YUDO-AD SDK」を配布する予定。