Chukong Technologies Japan、サードパーティ製SDKの導入を容易にするツール「AnySDK」のオープンベータを開始

Chukong Technologies Japanは、8月5日、スマートフォンアプリ開発者向けに、SDKの導入を容易にする新サービス『AnySDK』のオープンベータを開始したと発表した。Chukong Technologiesは、Cocos2d-xと呼ばれるオープンソースゲームエンジンの開発元でもある。

『AnySDK』とは、スマートフォンアプリ開発において、広告SDKやペイメントSDKなどサードパーティ製SDKの導入を容易にするツールであり、開発者は無料で利用することができる。従来であれば、各社が提供しているSDKのドキュメントを読みながらSDKをプロジェクトに組み込んでいたが、この「AnySDK」を利用すると、開発者は「AnySDK」ツールからSDKを選択するだけで、自動でプロジェクトにSDKが組込まれる。
  またGoogle PlayやAmazon Androidアプリストアなど複数あるAndroidマーケット向けにアプリをリリースする場合、マーケット数分のプロジェクトファイルが用意され管理が複雑になっていたが、「AnySDK」を利用することにより、Androidマーケット向けに1つのプロジェクトファイルで対応できるため、複数マーケット対応が楽になるとする。 現在『AnySDK』はオープンベータサービスを開始しており、今後も機能の充実化を計画しているという。8月下旬には、アプリリリース後でも自由に広告SDKを切り替えることができる「複数広告切り替え」機能の追加を予定。正式リリースは9月30日で、今以上に多種多様なSDKに対応する予定。

■『AnySDK』
 

公式サイト