【ゲーム株概況(8/26)】韓国事業撤退のアクロディアが大幅高 任天堂など大手ゲーム株も軒並み高 自社株買いのKLabは6日ぶりに反発
8月26日の東京株式市場では、日経平均株価は7日ぶりに反発し、前日比570.13円高の1万8376.83円で取引を終えた。日本時間25日の夜に中国人民銀行が追加の金融緩和策を発表したことで、中国景気への懸念が緩和されたこともあり、大幅な買い戻しの動きとなった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ほぼ全面的に買われる中でアクロディア<3823>が大幅高した。アクロディアは、前日にAcrodea Koreaの全株式の譲渡と債権放棄を実施し、韓国事業から撤退することを発表(関連記事)。改善の動きが鈍かった韓国事業からの撤退が市場からポジティブに受け止められているもようだ。
また、ドリコム<3793>やイグニス<3689>、モバイルファクトリー<3912>、ガーラ<4777>など、このところ大きく突っ込んでいた銘柄が大きく買い戻され、任天堂<7974>やコナミ<9766>、スクウェア・エニックスHD<9684>など大手ゲーム株も軒並み高した。
半面、エイティング<3785>はこの日も小安く、サイバーエージェント<4751>とグリー<3632>もさえない。
なお、前日に自社株買いの実施を発表(関連記事)したKLab<3656>は6日ぶりに反発した。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656
会社情報
- 会社名
- THE WHY HOW DO COMPANY株式会社
- 設立
- 2004年7月
- 代表者
- 代表取締役会長 田邊 勝己/代表取締役社長 篠原 洋
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高9億0100万円、営業損失5億1400万円、経常損失4億0500万円、最終損失5億8100万円(2021年8月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3823