gumi國光社長「開発中の新作2タイトルの譲渡はフジテレビ、Fuji&gumi Gamesとの協業をより深くするため」 『ファンキル』での成功モデルを活用

フジテレビとの協業で最も効果的だったのは、プロモーションやマーケティングの面だったという。「オリジナルのスマートフォンゲームアプリを出しても、お客さんに知ってもらうところが年々難しくなっている。『ファントム オブ キル』は、オリジナルタイトルながらも、フジテレビさんの力もあり、かなり効果的にプロモーションが行えた。」と振り返った。フジテレビの持つメディア力と、gumiのゲーム開発・運用力の融合といえるが、今後、この成功モデルを新作2タイトルにも広げていく。譲渡する新作ゲーム2タイトルについては、今週開催予定の「東京ゲームショウ2015」で明らかにされる予定だ。
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なお、『ファントム オブ キル』は、『魔法少女まどか☆マギカ』とのコラボやテレビCMなどの効果により、8月は過去最高の売上を更新したという。足元ではGoogle Playでの売上ランキングも自己最高の7位を記録するなど9月も引き続き好調に推移している。さらに今冬には世界市場で大成功を収めた『ブレイブ フロンティア』に続き、海外展開も行っていく。
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(編集部 木村英彦)
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高160億0900万円、営業利益4億4700万円、経常損益1900万円の赤字、最終利益4億4500万円(2023年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903
会社情報
- 会社名
- 株式会社Fuji&gumi Games
- 設立
- 2014年1月