5月28日から6月3日のアクセスランキングは以下のとおり。
個人的には、先週あたりから、ソーシャルゲームの新作リリースに占めるスマートフォンの割合が顕著とまではいえないが、増えたような印象を持っている。同時に、フィーチャフォンの新作では、ミニゲームのようなアプリのリリースが目立ってきた。力を入れたタイトルをスマートフォンで出す、あるいはフィーチャフォンで好調のタイトルをスマートフォンに移植する動きなのだが、一時的なものなのか、トレンドの変化なのか、現時点ではよくわからない。
第1位は、「ACCESS、第1四半期は60%減収・赤字転落ーフィーチャフォンの販売減が直撃」だった。何度も書いているが、ACCESSは、携帯電話市場でスマートフォンが主流になると予見して動いていた、数少ない企業のひとつだった。米国パーム社からパームOSを手がけるパームソースを買収し、国産のスマートフォンOSの提供を目指していた。数年前、日の丸OSの将来性を評価するアナリストは結構いたように思う。iPhoneとAndroidの席巻により、残念ながら、同社の目論み通りにはならなかった。
第2位は、「ドミノピザ、iPhoneアプリからの売上が累計5億円を突破」だった。1回当たりの注文が2500円程度とすると、アプリから20万回も注文されたことになる。このほか、スマートフォン関連では、第8位「学研、発行部数620万部を誇る「学研まんが日本の歴史」の電子書籍を配信」や「サイバーエージェント、iPhoneアプリ「FreeAppKing」の利用者が開始1ヵ月で100万人突破」などがアクセスを集めた。
また、好調のGMSの記事が2本ランキングに入ってきた。第5位「GMS、取締役CFOに元ジャフコの植頭啓行氏が就任」と、「GMS、新作ソーシャルゲーム『大進化!!英雄カードバトル』が10万人突破!」だった。「Mobage」のランキングで2タイトルランクインするなど好調な同社だが、やはり注目度も高いようだ。今後の展開は要注目であろう。