コーエーテクモHD、2Qの利益予想を大幅上方修正…営業利益は17億円→21億円に上ブレ ダウンロード販売及びロイヤリティ売上などが好調

コーエーテクモホールディングス<3635>は、2016年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績予想の修正を発表した。売上高は従来予想の155億円から148億円(増減率4.5%減)となったものの、営業利益は同17億円から21億円(同23.5%増)、経常利益は同35億円から53億円(同51.4%増)、四半期純利益は同22億円から35億円(同59.1%増)とそれぞれ大幅に上方修正された。
 

売上高は、品質向上のため一部タイトルの発売時期を延期したことなどにより前回予想を下回る見通しとなった。一方、利益面では、ダウンロード販売及びロイヤリティ売上など、利益率の高い分野が好調に推移していることに加え、コスト低減も進んだことが寄与した。さらに金融収益も有価証券売却益などにより大幅に向上した。

なお、2016年3月期通期の連結業績予想については、第3四半期以降の売上、利益比率が高いことを勘案し、当初予想を据え置くとしている。 

 
コーエーテクモホールディングス株式会社
http://www.koeitecmo.co.jp/

会社情報

会社名
コーエーテクモホールディングス株式会社
設立
2009年4月
代表者
代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
決算期
3月
直近業績
売上高784億1700万円、・営業利益391億3300万円、経常利益398億9900万円、最終利益309億3500万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3635
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