ケイブ、1Qは売上高21%増、営業赤字は1.2億円→0.5億円に縮小…『ゴシックは魔法乙女』が順調に業績をけん引するゲームに成長

ケイブ<3760>は、10月14日、2016年5月期の第1四半期(6~8月)決算を発表、売上高5億900万円(前年同期比21.3%増)、営業損益5400万円の赤字(前年同期1億200万円の赤字)、経常損益6000万円の赤字(同1億1300万円の赤字)、四半期純損益6000万円の赤字(同1億6100万円の赤字)となった。赤字決算が続いたものの、売上高は前年同期比で20%超の大幅な増収となり、各利益項目の赤字幅も縮小した。
 

スマートフォンネイティブゲーム『ゴシックは魔法乙女~さっさと契約しなさい~』が7月23日に大型アップデートを実施し、これに伴いプロモーションを強化した結果、8月12日には150万ダウンロードを突破。順調に業績をけん引するゲームに成長してきた。また、主にプロモーションコストの調達を目的とした第三者割当による新株予約権の発行を、7月23日に決議し、8月11日に発行した。

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また、業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、売上高は前四半期で1.2%増と増収を確保し、営業損益は前四半期の1億3500万円の赤字から5400万円の赤字へ赤字幅を大きく縮小した。
 

なお、2016年5月期通期の業績予想については非開示としている。『ゴシックは魔法乙女』が好調に推移していることから、そのプロモーションを強化し、業績の回復を図っているものの、スマートフォンネイティブゲームについては個別タイトルの収益貢献規模によって、全社業績が大きく左右されることから、信頼性の高い業績予想数値を算出することが困難であるため、と説明している。


 
株式会社ケイブ
http://www.cave.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ケイブ
設立
1994年6月
代表者
代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
決算期
5月
直近業績
売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3760
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