【ゲーム株概況(10/26)】アクセルマーク連日のストップ高 『FF ブレイブエクスヴィアス』好調でgumiも大幅続伸 オルトプラスは利益確定売り
10月26日の東京株式市場では、日経平均株価は続伸し、前日比121.82円高の1万8947.12円で取引を終えた。中国の追加金融緩和発表を好感し、前場は1万9000円台を回復するなど強含みの推移が続いたが、後場に入るとこれからピークを迎える7~9月決算発表を見極めたいとの見方から次第に上げ幅を縮小した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、前週末の流れを引き継ぐ形で、電通<4324>と共同でスマホのセンサーを活用したネット広告配信を開始したアクセルマーク<3624>がストップ高した。
また、gumi<3903>も大幅続伸した。gumiは子会社のエイリムが開発したスクウェア・エニックスの新作『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』が配信から1週間経たずで100万DLを突破(関連記事)するなど好調な推移を見せていることが引き続き材料視されている。
ほか、ガンホー<3765>やミクシィ<2121>、コロプラ<3668>など主力株が買われ、KLab<3656>やenish<3667>、カヤック<3904>などもしっかり。
半面、オルトプラス<3672>は『ダービーロード presented by みんなのKEIBA』や『でか☆むす』の配信開始で、目先材料出尽くし感から利益確定売りに押された。同様に業績予想増額や自社株買いなど好材料で前週末は浮上したモバイルファクトリー<3912>も反落した。
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なお、ガーラ<4777>は大幅続落し、800円台前半まで売り込まれた。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903
会社情報
- 会社名
- 株式会社オルトプラス
- 設立
- 2010年5月
- 代表者
- 代表取締役CEO 石井 武
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高43億8700万円、営業損益5億5600万円の赤字、経常損益5億2200万円の赤字、最終損益4億2000万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3672
会社情報
- 会社名
- アクセルマーク株式会社
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 松川 裕史
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3624