【ゲーム株概況(10/28)】『ぼくドラ』繁体字版リリースのイグニスが大幅反発 明日決算のサイバーエージェントも高い enishは需給警戒で一段安
10月28日の東京株式市場では、日経平均株価は反発し、前日比125.98円高の1万8903.02円で取引を終えた。主力株の決算発表が本格化する中、発表された決算内容が予想以上に健闘していると市場で受け止められ、やや買い優勢の展開となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、イグニス<3689>が大幅反発した。イグニスは、10月27日に新感覚スマホRPG『ぼくとドラゴン』の繁体字版をSo-net台湾を通して、台湾・香港・マカオ市場向けにリリースをすることを発表(関連記事)したことが市場から好材料と受け止められている。
また、アクセルマーク<3624>は、一度ダレる場面があったものの、結局はこの日も4日連続のストップ高となり、明日(10月29日)に9月本決算の発表を控えるサイバーエージェント<4751>も買われた。
ほか、周辺株では、韓国有数のモバイル広告プラットフォームを展開するNextappsの買収を発表(関連記事)したメタップス<6172>もストップ高した。
半面、新株予約権900個の権利行使が行われたと発表(関連記事)したenish<3667>は、今後の需給への警戒感から後場に入って一段安。gumi<3903>やモバイルファクトリー<3912>は利益確定売りに押されて大幅安した。ほか、明日(10月29日)に第2四半期の決算発表を控えるドリコム<3793>も警戒感から大きく値を崩した。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751
会社情報
- 会社名
- 株式会社enish
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 安徳 孝平
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高35億800万円、営業損益12億600万円の赤字、経常損益12億6500万円の赤字、最終損益13億7400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3667
会社情報
- 会社名
- 株式会社イグニス
- 設立
- 2010年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 銭 錕(センコン)/代表取締役CTO 鈴木 貴明
- 決算期
- 9月