コロプラは、同社が運営中のAndroid/iOS用クイズRPG『魔法使いと黒猫のウィズ』のリアルイベント「魔法使いと黒猫のウィズ×SCRAP リアルクイズRPG『伝説の魔道士は誰だ!?』」を、「リアル脱出ゲーム」でおなじみのSCRAPとのコラボレーションで行っている。
「魔法使いと黒猫のウィズ×SCRAP リアルクイズRPG『伝説の魔道士は誰だ!?』」は、東京の「道玄坂ヒミツキチ(渋谷)」と「原宿ヒミツキチオブスクラップ(原宿)」、「名古屋ヒミツキチオブスクラップ(名古屋) 」,「大阪ヒミツキチオブスクラップ(大阪)」で開催、期間は12月3日まで、価格は前売り券で2800円、当日券で3300円(ともに税込価格)となっている。
そもそも『魔法使いと黒猫のウィズ』のユーザーの中には、「一緒にいくお友達もいないし一人で楽しめるの?」、「黒猫はすきだけどクイズ苦手で恥ずかしい!!!」などと思ってる人も多いのではないだろうか。そんな疑問や不安にお答え、払拭できるように、今回は実際に「原宿ヒミツキチオブスクラップ(原宿)」にて行われた本イベントの様子を紹介する。
■会場に着いたら
イベントが始まる前でも、会場内で楽しめるものが盛りだくさんだ。
まず、『魔法使いと黒猫のウィズ』グッズの販売を行っている。「ウィズ」がパステルカラーで描かれた手帳型スマートフォンケースなどここでしか手に入らないグッズが盛りだくさんのため、吟味して購入しよう。こちらの販売はイベントが始まる前(30分前から)とイベント終了後30分後までの限定販売となっているので注意しよう。
缶バッジとポストカードのリアルガチャも設置してある。お気に入りを手に入れるまで引くもよし、同じ回に参加する方と交換をしてもいいだろう。
また、会場では様々な精霊のイラストが描かれたタペストリーや、自分が「LEGEND」のカードになりきれるボードなどの展示もおこなっている。イベントが開始されるまで、こちらを囲んで写真撮影などが可能だ。1人での参加でも、同じ回に参加するユーザの人に撮影をたのんだり、もちろんスタッフに頼むことも可能だ。少し勇気をだして、他の参加者に話しかけてみるのも良いだろう。
■ついにイベントが開始!ルールに迷っても大丈夫…!な、はず。
さて、とうとう始まった「魔法使いと黒猫のウィズ×SCRAP リアルクイズRPG『伝説の魔道士は誰だ!?』」。ここで、ルールーを簡単に説明する。全部で4つのステージがあり、ステージによって現れる魔物の数や強さはそれぞれ。基本的には以下の流れで進む。
物語スタート
↓ 魔物があらわれる ↓ クイズに答えて魔物を倒す。(間違えたらダメージ、倒せたらゴールド獲得) ↓ ギルドマスターのしれん(ボス戦、勝てたらゴールド獲得) ↓ 街にて体力が回復、ゴールドで精霊カードをデッキに加えたり、ステータスを強化することができる。 ↓ 次の街へ(繰り返し) ↓ 4つめの街ではサドンデスでクイズに答える。 生き残った1人だけが伝説の魔道士とみとめられ、「邪龍」と戦うことが可能 ↓ 「邪龍」との勝負 |
体力や攻撃力、ダメージなどは一人一人に配られてたシート上で、赤や青などのコインで管理される。魔物を倒した際に手に入れられるゴールドでステータスを強化することができるので、自分に合った作戦を考えよう。もちろん精霊カードに交換するのもアリだ。
▲クイズにまったく自信がない著者のステータス。体力に多めに振ることで生き残ることを目指す。
▲反対に一撃必殺を目指すステータス。少ない回答数で確実に魔物を仕留めることを目指したもの。
魔物やギルドマスター戦では、画面に問題が出題される。回答できる時間は10秒。手元にある札(A、B、C、D)の札を裏にしてテーブルに出す。司会者やディーラーが「オープン」と言ったら札を表に返す。
▲同じテーブルの人と答えが違っていると若干気まずいが、あまり気にしないようにしよう。
クイズに正解したらプレイヤーの攻撃力の数だけ魔物にダメージを与えられる。自分が与えたダメージが魔物の体力を上回ったら勝利札を出す。間違った場合は魔物の攻撃力の数だけダメージを受ける。ダメージを受けた数が自分の体力を上回った場合、戦闘不能となる。
▲実際に参加するとルールに多少混乱するかもしれないが、困った時は各テーブルに着いている猫耳をつけた「ディーラー」さんに助けを求めよう。また、この「ディーラー」さんとの信頼関係がクイズの正解率に大きく関わってくる、かもしれない。
▲とあるクイズの回答編での一幕
■精霊カードは15種類 強力なスキルが使える!
魔物に勝つことで手に入るゴールドで、精霊カードをデッキに加えることができる。この精霊カード、今回のイベントの参加賞にもなっている。
▲A、B、C、Dの複数回答ができるカードが手に入る精霊スキルもある。本当に、本当にわからないクイズの際に使いたい。
精霊カードは、参加賞として2枚、テーブルごとのMVPには+1枚、伝説の魔道士とみとめられた人には+15枚(全部で18枚)最後にプレゼントされる。もし、またこのイベントに参加した際に使用できるカードなので大事にとっておこう。
■伝説の魔道士が決定!ついに「邪龍」戦へ
様々な魔物や、変わった問題を出してくるギルドマスターを倒して、とうとう今回の伝説の魔道師が決定。この伝説の魔道師1人だけが「邪龍」に挑むことができる。さすが「邪龍」、出してくるクイズも高い難易度のものばかりだ。
だが、この「邪龍」戦では、えらばれた伝説の魔道師に、奇しくも敗退してしまった魔道師達も回答についてのアドバイスをすることができる。そう、まさに総力戦だ。
▲「邪龍」戦。他の参加者も一斉に喋るため若干収集がつかない形になっていた。
■まさにグルーブ感 『黒猫のウィズ』をまったく知らなくても楽しめるイベント
今回、どうやら『魔法使いと黒猫のウィズ』をだいぶプレイしている人たちが参加しているように感じた。だが、このイベントのシステム上、それにクイズというゲームの性質上、『魔法使いと黒猫のウィズ』をまったくプレイしていなくても遊べ、楽しめるイベントだと感じた。実際に著者のテーブルにてMVPを獲得したのは『魔法使いと黒猫のウィズ』をまだ始めたばかりのユーザーだった。
また、先に述べた「ディーラー」さんの存在も大きい。ルールが多少わからなくても、助けくれ、また、インターバルの時間では様々な話をしてくれテーブルを盛り上げてくれる。「ディーラー」さんを通じ同じテーブルの他の参加者と会話でき、また、参加者と「ディーラー」さんとの会話がクイズそのものになることもある。
今回のイベントでは、司会の方がしきりに「グルーブ感大事にしていきましょう!」と参加者に言うシーンが多かった。実際、最終決戦の「邪龍」戦では、会場一丸となって一つのクイズに挑戦をし、まったく知らないもの同士のコミュニケーションが生まれていた。なので、もし『魔法使いと黒猫のウィズ』ユーザーで、「一緒に行く人がいない」なんて嘆いている人がいたとしても、全く心配はいらない。1人でも楽しく参加出来るイベントだ。
さらに、これを機会にSCRAPの主催する「リアル脱出ゲーム」に参加してみる、もしくは『魔法使いと黒猫のウィズ』をプレイしてみるのもいいのではないだろうか。
■いざ参加 でもその前に
「いざ参加したい!」と思い立ったら吉日、まず行きたい回のチケットを用意しよう。チケットは前売り券で2800円にて、「ローソンチケット」「e+」「ちけっとぴあ」で販売している。さらに、急に当日に思い立った場合でも、Twitterでハッシュタグ「#リアルクイズRPG当日券」で検索してみよう。運がよければ当日券が購入することが可能だ。当日券は3300円となっている。前売券が完売の場合、当日券の販売はないので注意しよう。
現在の会場である「原宿ヒミツキチオブスクラップ」、11月11日(水)からの「名古屋ヒミツキチオブスクラップ」、11月24日(火)からの「大阪ヒミツキチオブスクラップ」は各都市の比較的中心駅の近くにあり、さらに、時間も17:00からの回と、19:00からの回が用意されている。学校帰りや会社帰りなどに参加しやすいのではないか。余談であるが、今回著者が参加した会の司会者によると、「会社を抜け出して参加してた方もいた」とのことだったので、自己責任でお願いしたい。
会社情報
- 会社名
- 株式会社コロプラ
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3668