ネクソン<3659>は、11月13日、第3四半期(2015年1~9月期)の連結決算(IFRS)を発表し、売上収益1444億4700万円(前年同期比11.1%増)、営業利益519億7500万円(同12.4%増)、最終利益507億3300万円(同50.0%増)だった。
同社では、中国における主力のPCオンラインゲーム『アラド戦記』の売上収益が好調に推移したことに加え、韓国で展開中のPCオンラインゲームも伸びたという。
地域セグメント別の状況は以下のとおり。
① 日本
売上収益162億3500万円(同29.4%減)、セグメント損益13億9500万円の赤字(前年同期は3億5200万円の赤字)だった。日本では、PCオンラインゲーム及びモバイルゲームともに減収となった。
② 韓国
売上収益1156億0800万円(同18.0%増)、セグメント利益568億4700万円(同18.1%増)だった。
韓国では『EA SPORTS FIFA Online 3』シリーズが4年に一度のFIFAワールドカップの強力な追い風がなくなったことにより売上収益が前年同期比で減少した。その一方、『サドンアタック』や『メイプルストーリー』など既存PCオンラインゲームが前年同期比で成長したこと、新作PCオンラインゲーム『メイプルストーリー2』などが売上収益が加わった。さらには、欧米地域に加えて韓国、台湾、日本、香港、マカオでサービスを開始したモバイルゲーム『DomiNations』も売上収益を押し上げた。
なお、韓国セグメントの売上収益には、子会社であるネクソン・コリア・コーポレーションの傘下にあるネオプル・インクの中国におけるライセンス供与に係るロイヤリティ収益が含まれる。中国における主力PCオンラインゲーム『アラド戦記』(Dungeon&Fighter)の9月に実施した国慶節の連休向けのコンテンツアップデートやアイテム販売がユーザーの好評を博し、ロイヤリティ収益が増加した。
③ 中国
売上収益は2,804百万円(同20.3%減)、セグメント利益13億9500万円(同37.8%減)だった。中国では、既存のPCオンラインゲームに係るコンサルティング収入が減少した。
④ 北米
売上収益84億7900万円(同120.2%増)、セグメント損益29億6700万円の赤字(前年同期14億8600万円の赤字)だった。主に第2四半期に欧米地域でサービスを開始したモバイルゲーム『DomiNations』の寄与により増収となったが、これに伴うマーケティング費用の増加が重しとなった。
■オーウェン・マホニー社長のコメント
当社のゲームの品質へのこだわり、世界中でのパートナーシップの強化は良い結果に繋がり続けています。2015年度第3四半期は当社予想を上回る素晴らしい業績となりました。また、当社は複数の戦略パートナーシップを発表致しました。
アジアでは、韓国及び中国におけるPCオンラインの主力タイトルが好調であるとともに、モバイルゲーム『DomiNations』が日本、韓国及び台湾などのアジア地域にて配信を開始しており、とりわけ韓国において好調にスタートを切りました。韓国においては、『TERA』を題材としたモバイルゲームのグローバルパブリッシング契約をBluehole Studioと締結致しました。
北米においては、素晴らしいパートナーシップを発表することができました。『Titanfall™』を活用した複数の新作モバイルゲームを提供すべく、当社はRespawn Entertainmentとともにゲーム開発会社Particle Cityに対して戦略的投資を実施致しました。また、業界で豊富な実績を持つDallas Dickinson氏が新設したゲーム開発会社QC Gamesが開発する初のタイトルを配信するために、戦略的パートナーシップ契約を締結致しました。
2015年12月期は、売上収益1845億0800万円~1873億1200万円(同6.7~8.3%増)、営業利益616億6600万円~638億0500万円(同35.5~37.1%増)、最終利益585億2800万円~602億6100万円(同99.6~105.6%増)を見込む。
同社では、中国における主力のPCオンラインゲーム『アラド戦記』の売上収益が好調に推移したことに加え、韓国で展開中のPCオンラインゲームも伸びたという。
地域セグメント別の状況は以下のとおり。
① 日本
売上収益162億3500万円(同29.4%減)、セグメント損益13億9500万円の赤字(前年同期は3億5200万円の赤字)だった。日本では、PCオンラインゲーム及びモバイルゲームともに減収となった。
② 韓国
売上収益1156億0800万円(同18.0%増)、セグメント利益568億4700万円(同18.1%増)だった。
韓国では『EA SPORTS FIFA Online 3』シリーズが4年に一度のFIFAワールドカップの強力な追い風がなくなったことにより売上収益が前年同期比で減少した。その一方、『サドンアタック』や『メイプルストーリー』など既存PCオンラインゲームが前年同期比で成長したこと、新作PCオンラインゲーム『メイプルストーリー2』などが売上収益が加わった。さらには、欧米地域に加えて韓国、台湾、日本、香港、マカオでサービスを開始したモバイルゲーム『DomiNations』も売上収益を押し上げた。
なお、韓国セグメントの売上収益には、子会社であるネクソン・コリア・コーポレーションの傘下にあるネオプル・インクの中国におけるライセンス供与に係るロイヤリティ収益が含まれる。中国における主力PCオンラインゲーム『アラド戦記』(Dungeon&Fighter)の9月に実施した国慶節の連休向けのコンテンツアップデートやアイテム販売がユーザーの好評を博し、ロイヤリティ収益が増加した。
③ 中国
売上収益は2,804百万円(同20.3%減)、セグメント利益13億9500万円(同37.8%減)だった。中国では、既存のPCオンラインゲームに係るコンサルティング収入が減少した。
④ 北米
売上収益84億7900万円(同120.2%増)、セグメント損益29億6700万円の赤字(前年同期14億8600万円の赤字)だった。主に第2四半期に欧米地域でサービスを開始したモバイルゲーム『DomiNations』の寄与により増収となったが、これに伴うマーケティング費用の増加が重しとなった。
■オーウェン・マホニー社長のコメント
当社のゲームの品質へのこだわり、世界中でのパートナーシップの強化は良い結果に繋がり続けています。2015年度第3四半期は当社予想を上回る素晴らしい業績となりました。また、当社は複数の戦略パートナーシップを発表致しました。
アジアでは、韓国及び中国におけるPCオンラインの主力タイトルが好調であるとともに、モバイルゲーム『DomiNations』が日本、韓国及び台湾などのアジア地域にて配信を開始しており、とりわけ韓国において好調にスタートを切りました。韓国においては、『TERA』を題材としたモバイルゲームのグローバルパブリッシング契約をBluehole Studioと締結致しました。
北米においては、素晴らしいパートナーシップを発表することができました。『Titanfall™』を活用した複数の新作モバイルゲームを提供すべく、当社はRespawn Entertainmentとともにゲーム開発会社Particle Cityに対して戦略的投資を実施致しました。また、業界で豊富な実績を持つDallas Dickinson氏が新設したゲーム開発会社QC Gamesが開発する初のタイトルを配信するために、戦略的パートナーシップ契約を締結致しました。
■2015年12月期
2015年12月期は、売上収益1845億0800万円~1873億1200万円(同6.7~8.3%増)、営業利益616億6600万円~638億0500万円(同35.5~37.1%増)、最終利益585億2800万円~602億6100万円(同99.6~105.6%増)を見込む。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ネクソン
- 設立
- 2002年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上収益4233億5600万円、営業利益1347億4500万円、最終利益706億0900万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3659