【ゲーム株概況(11/18)】アエリアが急反発…子会社リベルの『アイ★チュウ』のTVCM放映が刺激に スクエニHDは直近安値水準まで売られる

11月18日の東京株式市場では、日経平均株価は小幅ながら続伸し、前日比18.55円高の1万9649.18円で取引を終えた。朝方は欧米株式市場の動きや、為替の円安推移を受けて買い先行でスタートしたが、2万円円台大台の接近で心理的な重しが働いたほか、エールフランスの航空機が爆破予告を受けたとのニュースが伝わって、次第に上げ幅を縮小した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、アエリア<3758>が前場引け間際に急騰し、一気に1300円台まで乗せる場面があるなど急反発した。アエリアは、子会社リベルの『アイ★チュウ』がTOKYO MX深夜アニメ放送枠を中心にテレビCMを放映(関連記事)すると発表したことも材料視されたようだ。

また、ミクシィ<2121>やenish<3667>、ネクソン<3659>、サイバーエージェント<4751>なども買われた。ミクシィは全体市場が膠着する中で、東証1部の主力株から出遅れ感の強い新興市場銘柄に市場の資金が向かったことが追い風として働いた側面もあるもよう。

半面、Aiming<3911>が反落したほか、スクウェア・エニックスHD<9684>やマーベラス<7844>などがさえない。スクエニHDは、直帰の安値2835円を割り込む目前まで売られてきており、このまま下値模索に進むのか注意しておく必要がありそうだ。



■関連銘柄
株式会社アエリア
http://www.aeria.jp/

会社情報

会社名
株式会社アエリア
設立
2002年10月
代表者
代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
決算期
12月
直近業績
売上高226億7100万円、営業利益4億7300万円、経常利益7億5200万円、最終利益4億8000万円(2023年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3758
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