【ゲーム株概況(11/19)】韓国関連会社のM&A刺激にメディア工房がS高 韓国での新作『HIT』好発進でネクソンも高い

11月19日の東京株式市場では、日経平均株価は3日続伸し、前日比210.63円高の1万9859.81円で取引を終えた。米国市場高を受けて、朝方は2万円大台に迫る1万9959.06円まで買われる場面があったものの、後場に入ると日銀の金融政策決定会合での金融政策の現状維持が伝わり、上げ幅を縮小する展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、メディア工房<3815>がストップ高した。メディア工房は、18日に海外関係会社のMedia Kobo Korea,Incが、韓国上場企業でコンテンツ事業を手掛けるCNPLUS Co,.Ltdの株式の取得するのに際し、その資金の一部を補填するために増資を引き受けると発表(関連記事)したことが材料視されている。

また、ケイブ<3760>やネクソン<3659>、クルーズ<2138>が買われ、サイバーエージェント<4751>やグリー<3632>も高い。ネクソンは、11月18日に韓国で正式配信を開始したモバイル向け大型RPG『HIT』が、韓国のGoogle Play及びApp Store両方の売上ランキングで1位を獲得(関連記事)するなど好スタートを切ったことが市場の関心を集めたもようだ。

半面、enish<3667>やコロプラ<3668>が安く、ガンホー<3765>やgumi<3903>、アエリア<3758>もさえない。



■関連銘柄
株式会社ネクソン
http://www.nexon.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ネクソン
設立
2002年12月
代表者
代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
決算期
12月
直近業績
売上収益4233億5600万円、営業利益1347億4500万円、最終利益706億0900万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3659
企業データを見る
株式会社メディア工房
https://www.mkb.ne.jp/

会社情報

会社名
株式会社メディア工房
設立
1997年10月
代表者
代表取締役社長 長沢 一男
決算期
8月
上場区分
東証グロース
証券コード
3815
企業データを見る