アマナイメージズとグリー、ゲーム素材専門のストックコンテンツを販売する事業「CARTA」を開始 

アマナイメージズとグリー<3632>は、ゲーム素材専門のストックコンテンツを販売する事業「CARTA(カルタ)」を本日12月3日に開始した。

「CARTA」は、ゲーム素材であるイラストやエフェクト、音源等をクレジットカード決済で購入できるサービスだ。従来、営業を介して購入してきたこれらの素材を、オンライン検索しでスピーディーに購入し利用することができる。
 

<以下、プレスリリースより>

■ ニーズが広がるゲームイラストなどのアセット
ゲームやコミックに親しむ世代が広がっていく中で、ゲーム開発はもちろんSNSをはじめとするコミュニケーションの分野でもイラストやエフェクト、音源をはじめとするゲームアセットのニーズは高まりつつあります。ソーシャルゲームのプラットフォームを運営し、ゲームの開発、運用のノウハウを持つグリー社と、日本最大級のストックコンテンツ販売サイト「amanaimages.com」で取り扱うコンテンツの提供会社アマナイメージズが協業して今年の7月にサービスを開始して以来、高品質のイラスト等のアセットをスピーディーに入手したいゲーム開発会社だけでなく、専門学校など教育機関の教材としても引き合いが相次ぐなど、様々な分野での利用が広がっています。

■ スピードが求められる開発現場へ対応
依然としてスマートフォンを中心にユーザーを広げるソーシャルゲームの開発では、多くの時間と予算をかけて開発するのが一般的で、1年以上の歳月と億を超える予算をかかえる作品も珍しくありません。しかし一方で、少ない予算の中で高品質なものを開発していこうという動きもあり、イラスト制作の時間を短縮し、コストを抑えるソリューションとして既製のアセットを取り扱うマーケットのニーズも高まってきました。

今回「CARTA」という名称に決定したECサイトを公開することにより、サービス開始以来、営業を介して販売していたものを、オンライン上で検索しクレジットカードで決済できるようになり、手続面でも手軽にスピーディーに利用できるようにいたします。サービス名の「CARTA」は、「紙」を語源にイタリア語やスペイン語で「カード」の意味を持つ言葉で、かつ日本の伝統的なゲームでもある「カルタ」を名称として採用いたしました。世界に通用する言葉である「カルタ」と同様、今後、国内だけではなく海外での販売も目指す「CARTA」は、これからのゲーム開発のキーとなる「カード(切り札)」となるよう、サービスをよりよいものにして参ります。

■ イラストマーケット市場の健全化を促進
「CARTA」では、ゲーム開発へ新たに参入したいと考える企業や個人、マーケティング活動にゲームアセットを手軽に揃えたい大小様々な企業の利用を期待しています。受注生産の多かったイラストマーケットの中で、イラスト開発者にとって潜在顧客や見込み客の発掘につながる場として、需要と供給のバランスをとり健全な市場形成に役立つマーケットプレイスになることを目指しています。


■関連サイト

CARTA

グリー株式会社
http://www.gree.co.jp/

会社情報

会社名
グリー株式会社
設立
2004年12月
代表者
代表取締役会長兼社長 田中 良和
決算期
6月
直近業績
売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3632
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