gumi<3903>は、この日(12月11日)午前9時より、東京都内で証券アナリスト・機関投資家向け第2四半期決算説明会を開催した。決算についてはすでに報じたとおりなのだが、新作については、国内では『誰ガ為のアルケミスト』、『シノビナイトメア』、『ブレイジング オデッセイ』をリリースする予定だ。
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タクティカルRPG『誰ガ為のアルケミスト』(今冬予定)と、ダンジョン探索RPG『シノビナイトメア』(来春予定)は9月に開催された東京ゲームショウで発表された作品だ。今回、これまで比較的、情報の少なかった『ブレイジング オデッセイ』のゲーム概要の一部が公開された。
『ブレイジング オデッセイ』は、子会社Fenrisが開発するアクションRPGで、兄妹・仲間の魂をつなぐ王道ストーリーが展開される。当サイトで連載している安藤武博氏がプロモーションプロデュースを行っている。フィールドを探索し、爽快感あふれるバトルが楽しめるそうだ。リリース時期も当初今秋だったが、今冬に延期となったという。
第2四半期も赤字となったgumiだが、今後の業績動向については、『LINE三国志ブレイブ』や『ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス』に加え、リリース予定の新作がカギを握ることになりそうだ。国内ヒットタイトルの海外展開も重要なポイントになるものとみられる。先行投資が実を結ぶのか注目である。
なお、決算説明会の詳細については後日、改めてレポート記事を掲載する予定だ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903