【ゲーム株概況(12/18)】軟地合いの中でケイブやアエリアが堅調 東海東京証券の格下げでミクシィが売られる フリューは終値で3000円割れ
12月18日の東京株式市場では、日経平均株価は3日ぶりの大幅反落となり、前日比366.76円安の1万8986.80円で取引を終えた。日銀が金融政策決定会合で決定したETF(上場投資信託)買い入れ枠新設に絡み、一時は上げ幅500円超まで買われる場面があったが、実際の措置と市場の認識の差が明らかになると次第に失速し、大幅なマイナスに沈んだ。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全体市場と同様に売り優勢の展開となった中で、カプコン<9697>やケイブ<3760>、アエリア<3758>、イグニス<3689>、モバイルファクトリー<3912>などがプラス圏を維持した。ケイブは、『ゴシックは魔法乙女~さっさと契約しなさい!~』が累計200万ダウンロードを突破したと発表(関連記事)したこともポジティブに受け止められたようだ。
また、アエリアは、前日に角川ゲームスとの共同事業で第2弾の新作RPGの開発に着手していることを明らかにしたほか、子会社リベルが『アイ★チュウ』の公式イベントを2月27日に開催すると発表したことが株価を下支えしたもよう。
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半面、東海東京証券がレーティングを「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に格下げし、目標株価を7150円から4900円に引き下げたミクシィ<2121>の下げがきつく、gumi<3903>やKLab<3656>、オルトプラス<3672>が年初来安値を更新するなどさえない。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760
会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121
会社情報
- 会社名
- 株式会社アエリア
- 設立
- 2002年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高226億7100万円、営業利益4億7300万円、経常利益7億5200万円、最終利益4億8000万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3758