12月24日の東京株式市場では、日経平均株価は4日続落となり、前日比97.01円安の1万8789.69円で取引を終えた。米国市場高を受けて、朝方は1万9000円台を回復する場面もあったものの、為替が円高方向に振れたこともあり、後場に入ると一転マイナス圏に沈んだ。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、12月21日に上場したマイネット<3928>がこの日は前場からストップ高するなど異彩を放った。目新しい材料が出てきたわけではないものの、その成長期待を背景に、全体市場の停滞で行き場を失った短期資金が流れ込んでいる側面もあるようだ。
ほか、クルーズ<2138>やAiming<3911>がしっかり。
半面、軟調な銘柄が目立つ中で、enish<3793>やアエリア<3758>、オルトプラス<3672>の下げがきつく、gumi<3903>も上場来初の700円割れまで一時売られるなど安い。
また、ガンホー<3765>が年初来安値316円を付けた8月25日以来となる330円割れまで売られるなど、主力株もさえない。ガンホーはこの316円を割り込むと下値にこれといったフシ目もないだけに、ここで抵抗力を示すことができるのかどうかが注目されることになりそうだ。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社マイネット
- 設立
- 2006年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 岩城 農
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高87億1700万円、営業利益1億6800万円、経常利益1億2500万円、最終利益1億4300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3928