【ゲーム株概況(1/4)】13日に決算発表を控えるケイブが大幅高 中国Freejoyから『火炬之光』の日本独占ライセンス獲得のAimingは往って来い
1月4日の東京株式市場では、日経平均株価は3日続伸して取引を終えていた昨年末から大幅反落し、前日比582.73円安の1万8450.98円で取引を終えた。1日に発表された中国の2015年12月のPMI(製造業購買担当者景気指数)が5ヶ月連続で50を下回ったことで中国市場が下落した余波が国内市場にも波及した。また、サウジアラビアとイランの対立という地政学リスクも心理的に嫌気された。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ケイブ<3760>が一時2500円にタッチするなど大幅高した。目新しい材料が浮上したわけではないものの、同社は今月13日に第2四半期の決算発表を予定しており、第1四半期の決算が業績の改善傾向を示していたことから、さらなる改善が期待できるのではとの思惑が働いているようだ。
また、ミクシィ<2121>やサイバーエージェント<4751>など主力株の一角が堅調なほか、gumi<3903>やenish<3667>もしっかり。大手ゲーム株の中ではカプコン<9697>とスクウェア・エニックスHD<9684>がプラス圏で着地した。
半面、アエリア<3758>やモブキャスト<3664>などが売られ、午前中に中国のFreejoy Technologyとスマホゲーム『火炬之光(日本名:未定)』の日本における独占ライセンス契約を締結したことを発表(関連記事)したAiming<3911>は前場こそ買われる場面はあったものの、買い一巡後は再びマイナス圏に沈んだ。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760
会社情報
- 会社名
- 株式会社Aiming
- 設立
- 2011年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 椎葉 忠志
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高181億9900万円、営業損益13億900万円の赤字、経常損益11億円の赤字、最終損益22億2700万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3911