【ゲーム株概況(2/12)】業績予想がポジティブ・サプライズとなったマイネットがS高に gumiやモブキャストがS安
東京株式市場では、日経平均株価は大幅続落。前日比760円78銭安の1万4952円61銭で取り引きを終えた。日経平均は、終値ベースで、2014年10月21日以来の1万5000円を下回った。為替市場でのドル安/円高の進行が嫌気されたほか、リスク回避の動きが強く、朝方から幅広い銘柄が売り優勢の動きとなった。
こうしたなか、ゲーム関連株もほぼ全面安商状となった。とりわけ、モブキャスト<3664>やgumi<3903>がストップ安まで売り込まれたほか、日本一ソフトウェア<3851>、enish<3667>、日本ファルコム<3723>などが前営業日比で15%を超える大幅な下落となった。その一方で、独歩高を演じたのはマイネット<3928>だ。大きく売り込まれる中、朝方から買いを集め、引けにかけては一段高となり、ストップ高となる400円高の1960円まで買われた。
マイネットについては、業績の伸び悩む銘柄が目立つスマホゲーム関連にあって、16年12月期の営業利益が2倍とする業績見通しが「ポジティブ・サプライズ」と受け止められた。2月10日、2015年12月期の連結決算を発表し、売上高29億6400万円(前々期比2.9倍)、営業利益1億4500万円(前々期200万円)となった。2016年12月期通期の予想は、売上高60億円(前期比2.0倍)、営業利益3億円(同2.0倍)と引き続き業績の急拡大が続く見込みとした。
■ゲーム関連銘柄一覧
こうしたなか、ゲーム関連株もほぼ全面安商状となった。とりわけ、モブキャスト<3664>やgumi<3903>がストップ安まで売り込まれたほか、日本一ソフトウェア<3851>、enish<3667>、日本ファルコム<3723>などが前営業日比で15%を超える大幅な下落となった。その一方で、独歩高を演じたのはマイネット<3928>だ。大きく売り込まれる中、朝方から買いを集め、引けにかけては一段高となり、ストップ高となる400円高の1960円まで買われた。
マイネットについては、業績の伸び悩む銘柄が目立つスマホゲーム関連にあって、16年12月期の営業利益が2倍とする業績見通しが「ポジティブ・サプライズ」と受け止められた。2月10日、2015年12月期の連結決算を発表し、売上高29億6400万円(前々期比2.9倍)、営業利益1億4500万円(前々期200万円)となった。2016年12月期通期の予想は、売上高60億円(前期比2.0倍)、営業利益3億円(同2.0倍)と引き続き業績の急拡大が続く見込みとした。
■ゲーム関連銘柄一覧
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903
会社情報
- 会社名
- 株式会社モブキャストホールディングス
- 設立
- 2004年3月
- 代表者
- 代表取締役CEO 藪 考樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7100万円、営業損益4億2800万円の赤字、経常損益4億3600万円の赤字、最終損益3億8000万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3664
会社情報
- 会社名
- 株式会社マイネット
- 設立
- 2006年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 岩城 農
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高87億1700万円、営業利益1億6800万円、経常利益1億2500万円、最終利益1億4300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3928