【ゲーム株概況(2/15)】マイネットが連日のS高…今期の業績倍増計画を引き続き材料視 引け後に決算発表控えたカヤックも大幅高
2月15日の東京株式市場では、日経平均株価は4営業日ぶりの大幅反発となり、前日比1069.97円高の1万6022.58円と1万6000円台を回復して取引を終えた。上げ幅は今年最大で、4ケタの上昇は昨年9月以来となる。世界的な金融不安の後退や、為替の円高推移の一服で買い戻しの動きが一気に活発化した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ほぼ全面高商状の中で、マイネット<3928>が連日のストップ高と際立つ強さを見せた。10日に発表した2015年12月期の決算において、2016年12月期の業績予想を売上高・利益とも倍増超の計画を打ち出したことが引き続き材料視されている。
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また、12日に2016年9月期の第1四半期決算を発表(関連記事)したイグニス<3689>や、本日大引け後に決算発表を予定(関連記事)していたカヤック<3904>なども大幅高した。カヤックは、制作を担当した『大集合!ワイワイパーティ』(配信:GameBank)のサービスが本日より開始(関連記事)となったことも追い風となったようだ。
半面、エイティング<3785>とフリュー<6238>が小幅安となるなどさえない。フリューは、本日大引け後に上場後初となる第3四半期の決算発表を予定していたことから、目先は警戒感が広がっていたもようだ。
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■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社カヤック
- 設立
- 2005年1月
- 代表者
- 代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高174億6700万円、営業利益10億2100万円、経常利益10億3800万円、最終利益5億1100万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3904
会社情報
- 会社名
- 株式会社マイネット
- 設立
- 2006年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 岩城 農
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高87億1700万円、営業利益1億6800万円、経常利益1億2500万円、最終利益1億4300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3928