京王ズHD、第2四半期は売上高10%増の64億円-震災後の東北ではスマホや携帯販売が伸びる

仙台市に拠点を置く京王ズホールディングス<3731>は、昨日(6月13日)、第2四半期累計(11月~4月期)の連結業績を発表し、売上高64億2300万円(前年同期比10.5%増)、営業利益1億9200万円(同27.4%減)、経常利益1億7500万円(同25.4%減)、四半期純利益3億4600万円(同41.1%増)だった。 同社では、東日本大震災の影響で一部店舗が休業となったものの、震災に起因するとみられる需要やスマートフォンの販売が伸びたため、売上高は前年比で2ケタの伸びを確保した。 ソーシャルゲームなど新規事業で先行費用が発生したことや、人材教育費用画像化したため、営業利益と経常利益は前年比マイナスだった。当期純利益については、第1四半期に計上した繰延税金資産の影響がでたことによる。   ■2012年10月期の業績予想 2011年10月通期の業績予想は、売上高125億4000万円(前期比8.7%増)、営業利益5億円(同10.9%増)、経常利益4億5000万円(同12.1%増)、当期純利益5億6000万円(同10.4%増)を見込む。 震災後の携帯電話販売が予想に反してプラスに作用したこともあり、通期の業績予想については据え置きとした模様。ソーシャルゲームについては、6月中旬にソーシャルゲーム「ドラグーンアリーナ」を、さらに6月下旬に「ぺんぎんコロニー」をリリースする予定。