TXCOMとクオン、日本のIPと海外の事業者を結びつけるビジネスマッチング事業「キャラクター・ショーケース」を開始

テレビ東京コミュニケーションズ（TXCOM）とクオンは、2月29日、キャラクター・データバンクの協力の下、日本のIP（Intellectual Property）と海外の事業者を結びつけるビジネスマッチング事業「キャラクター・ショーケース」（英語表記：Character Showcase）を開始したと発表した。

「キャラクター・ショーケース」は、日本のキャラクターを商品や広告などを通じて世界中の人々に知ってもらう機会を作るというコンセプトの下、ITテクノロジーを活用し、日本のIPを保有するライセンサー(版権元)企業とそのIPを利用したい海外ライセンシー（版権利用）企業のニーズのマッチングを行う事業。両社は、2015年9月に事業の推進に合意した後、システム開発や登録企業の促進などの準備を進めてきたという。

事業開始時に参加するライセンサー企業とプロパティは以下のとおり。（五十音順）

・クオン 「エリス」他
・クラウン・クリエイティブ 「ダッキン・ポップ」
・グラウンドワークス 「エヴァンゲリオン」 （C）カラー
・ソニー・クリエイティブプロダクツ 「バイキンクン」「レッツ・チャット」他
・テレビせとうち 「ななちゃん」
・テレビ東京 「ナナナ」
・ドゴン「浅草 新にゃか」他 ハココロネ 「NINJA そらまるくん」
・日本アニメーション 「フランダースの犬」「母をたずねて三千里」「小公女セーラ」
・フジテレビKIDS 「ガチャピン・ムック」

なお、ライセンシー企業については、主に東アジア、東南アジアのIT企業をターゲットとし、1年間で約500社の登録を見込む。また、本事業の第一号案件として、上海東方明珠迪爾希文化伝媒有限公司（OPD2C社）が中国で展開するスマートフォン向けゲーム「消滅都市」で、クオン社の「エリス」を起用したキャンペーンが決定しているとのこと。


   

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