ゲームロフトは、この日(3月24日)、2015年12月期の連結決算を発表し、売上高が前年比で13%増の2億5620万ユーロ(322億円)、営業損益が1150万ユーロの赤字(前の期490万ユーロの赤字、14億円の赤字)、最終損益が2420万ユーロの赤字(同640万ユーロの赤字、30億円)だった。
同社では、『ドラゴンマニア・レジェンド』、『エイジ・オブ・スパルタ』、『Dark Quest 5(ダーククエスト 5)』、『アイス・エイジ:アバランチ』『オーダー&カオス2:リデンプション』など16タイトルをリリースしたこともあり、2ケタの増収を達成した。
ただ、研究開発費や販売・マーケティングコストが膨らんだことに加えて、組織再編費用1150万ユーロが重しになり、営業損益の赤字幅は拡大した。同社では、昨年12月から今年1月まで10の開発スタジオを併催したという。これにより、通年で3500万ユーロのコスト削減が見込まれる、としている。このほか、ベネズエラ通貨ボリバルの下落による300万ユーロの為替差損も発生した。
「良好なゲームサービス運営と定期的な新作ゲームのリリースにより、当社の平成 27 年度の売上高は前年比13%増を達成することができました。このような結果を残すことができたのは社員の素晴らしい仕事と当社が持つ高品質なゲームのおかげであります。平成 27 年に我々が戦略的に推進してきた世界規模の組織再編と大幅なコスト削減は徐々にその成果を見せ始めてきました。この組織再編により 850 ポジションの削減を含む 20%の人員が影響を受け、その費用は純利益を大きく逼迫しましたが平成 27 年の下半期までには当期営業利益を回復させることができました。また、平成 27 年には広告事業の立上げが完了し、現在はフル稼働している状況です。プログラマティック広告事業の初期開発段階においては、効率的かつ創造的な開発チームを新設することで構造的な利益ももたらしています。」
同社では、『ドラゴンマニア・レジェンド』、『エイジ・オブ・スパルタ』、『Dark Quest 5(ダーククエスト 5)』、『アイス・エイジ:アバランチ』『オーダー&カオス2:リデンプション』など16タイトルをリリースしたこともあり、2ケタの増収を達成した。
ただ、研究開発費や販売・マーケティングコストが膨らんだことに加えて、組織再編費用1150万ユーロが重しになり、営業損益の赤字幅は拡大した。同社では、昨年12月から今年1月まで10の開発スタジオを併催したという。これにより、通年で3500万ユーロのコスト削減が見込まれる、としている。このほか、ベネズエラ通貨ボリバルの下落による300万ユーロの為替差損も発生した。
ゲームロフト社 CEO ミシェル・ギユモ氏のコメント
「良好なゲームサービス運営と定期的な新作ゲームのリリースにより、当社の平成 27 年度の売上高は前年比13%増を達成することができました。このような結果を残すことができたのは社員の素晴らしい仕事と当社が持つ高品質なゲームのおかげであります。平成 27 年に我々が戦略的に推進してきた世界規模の組織再編と大幅なコスト削減は徐々にその成果を見せ始めてきました。この組織再編により 850 ポジションの削減を含む 20%の人員が影響を受け、その費用は純利益を大きく逼迫しましたが平成 27 年の下半期までには当期営業利益を回復させることができました。また、平成 27 年には広告事業の立上げが完了し、現在はフル稼働している状況です。プログラマティック広告事業の初期開発段階においては、効率的かつ創造的な開発チームを新設することで構造的な利益ももたらしています。」
会社情報
- 会社名
- ゲームロフト
- 設立
- 1999年12月