4月8日の東京株式市場では、日経平均株価は続伸し、前日比71.68円高の1万5821.52円で取引を終えた。一時1ドル=107円台まで進んだ円高が政府高官によるけん制などもあって一服したことなどから市場に買い戻しの動きが広がった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ケイブ<3760>が来週13日に発表を予定している第3四半期決算(関連記事)をにらみつつ、大幅反発した。
また、アカツキ<3932>が大幅続伸して3000円台後半を回復してきたほか、アクセルマーク<3624>やモバイルファクトリー<3912>、イグニス<3689>なども買われた。アクセルマークは本日引け後に子会社アクセルゲームエンターテインメントの新作『ワールドクロスサーガ -時と少女と鏡の扉-』の事前登録キャンペーンを4月11日12時で終了することを発表(関連記事)しており、来週はそのリリースをにらんだ株価の動きも予想されよう。
半面、本日引け後に第1四半期の決算発表を控えていたシリコンスタジオ<3907>は、発表内容への警戒感から売られる展開となり、エクストリーム<6033>は引き続き利益確定の売り物に押された。ほか、エイチーム<3662>やgumi<3903>もさえない。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760