アクセルマーク<3624>は、5月10日に開催した証券アナリスト・機関投資家向けの決算説明会で、VR(バーチャルリアリティ)への取り組みについて、2本目のプロトタイプ開発に入ったことを明かした。
今年2月の第1四半期の決算説明会で、プロトタイプの開発に着手した旨の発表があったが、こちらは開発がすでに終了したとのこと。尾下順治社長(写真)は、「開発の完了したものを評価したが、商品性に欠けると判断した」とコメントした。
なお、開発に着手した2本目についても、評価次第では製品化しない可能性もある。尾下氏は「2016年はVR元年。そして収益を伴うマーケットになるのが2017年以降になるとみているので、タイミングを見計らってタイトルを出したい」と述べた。
(編集部 木村英彦)
会社情報
- 会社名
- アクセルマーク株式会社
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 松川 裕史
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3624