ステアシステム、『ワギャン しりとりで勝負だ!』を配信開始 「うりぼう、だと…」の再現なるか 開発資金はクラウドファンディングで調達も


ステアシステムは、5月16日、iOS/Android向けのスマホアプリ『ワギャン しりとりで勝負だ!』の配信を開始したと発表した。これはバンダイナムコが1989年に発売されたアクションゲーム『ワギャンランド』でのボス戦で行われる「しりとり」対戦をアプリでアレンジしたアプリとなる。

このしりとりは、パネルに描かれた絵から連想される言葉で敵キャラクターと交互にしりとりをしていき、相手がパネルを選べなくなれば勝利となる。知育要素もあり、当時「ワギャンランド」をプレイしていた世代だけではなく、小さなお子様と親子で協力して楽しむこともできるという。今回はバンダイナムコのカタログIPオープン化プロジェクトと、資金調達に「Makuake(マクアケ)」において2016年1月からクラウドファンディングを実施したところ、早々に開発資金が集まり、アプリ化されたという経緯があり、待ち望んでいたファンも多かったのではないかと考えられる。

 
 


■「ワギャンランド」とは
「ワギャンランド」は1989年に発売されたアクションゲーム。主人公のワギャンを操作し、ドクターデビルに征服された故郷の島「ワギャンランド」の平和を取り戻すために様々なステージに挑むといった内容。ボスとの対決は、「しりとり」や「神経衰弱」のミニゲームによる知恵比べ。この知力やひらめきによる遊び方が男児だけでなく、女児を中心とした女性層からの支持も得ていた。さらに、文字ではなくパネルに描かれた絵を利用して行う「しりとり」が特徴的になっている。(例:「ねこ」の絵を「こねこ」「にゃんこ」「やまねこ」として読む)

■「カタログIPオープン化プロジェクト」とは
 

 
「カタログIPオープン化プロジェクト」とは、バンダイ・ナムコ統合10周年記念企画として、株式会社バンダイナムコエンターテインメントが実施している、ネットワークエンターテインメントのさらなる事業領域の拡大を目的とした取り組み。クリエイター登録することで、カタログIP(同社保有のオリジナルIP)21タイトルを使った二次創作が、デジタルコンテンツの領域において可能となる。作品の公開は日本国内のみという制限がある。


 
■​『ワギャン しりとりで勝負だ!』
 

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