
またこの機能を使用して、実際にプロのフォトグラファーが撮影したものが以下の写真となる。


■フリーカメラ

従来のキャプチャーでは、撮りたい構図で撮影をすることが難しく、ゲーム内の作りによって物理的な制限も多かったが、「Ansel」では、回転や、ズーム、位置の変更など自由な状態でスナップすることが可能になっている。この機能を使うことで、まさに俯瞰図といった構図での撮影もできそうだ。
■OpenEXRキャプチャー


▲写真は同じシーンで加工を行ったもの。
■超高解像

ゲーム内での解像度の最大32倍、4.5ギガピクセルもの解像度でのキャプチャーが可能となっている。上記の画像のように、スナップしたかなり遠くのオブジェクトの詳細まで確認できているのがわかる。
■360°キャプチャー


360°キャプチャーも様々な画像サイズでスナップすることが可能となっており、OculusやViveといった機器で鑑賞することができる。見慣れたゲーム風景もこのキャプチャーを使うことで新しい発見ができるかもしれない。

▲Nick Stam氏
また、なぜこのような機能を制作するようになったか、その経緯をNVIDIAシニアディレクターである「Nick Stam」氏に質問したところ、社内にはゲーマーが多くおり、自分たちがどうしてもキャプチャーが欲しかったためという返答だった。「必要な物がないのであれば作ってしまえばいい、自分たちにはその機能を作る能力があるのだから」といったことで開発が始まり、今回のお披露目になったという。nick氏いわく「とってもクールだろう」と笑顔で語っていたのが印象的だ。また今後に関してはいろいろなアイディアを考えているが、まだ具体的な公開はできないとしており、リリース後、ユーザーの反応を見極め、舵取りをしていきたいとしている。
■NVIDIA
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